こんにちは、りょうです。


私の夏休みは終わってしまったので、7月にTAQMIさんと行ったライドについて書きたいと思います。


そう…。


あの時は、涼しくて、高いところから良い景色が見たかったのです。


こんなのとか。


こんなのとか…。



私の今年の目標の一つは富士山を自転車で登ること。7月に富士山ライドを計画していたところ、TAQMIさんからも、ガッツリ走りたいンですが。という連絡があり、ご一緒する事にしました。


当初、道志みちを自走で富士山まで走ってから、5合目まで登って帰ってくる事を考えましたが、初めての富士山ライドの前に脚を使いすぎるは避けたいという事で、新松田駅まで輪行で行く事に。




小田急線の新松田駅は、箱根や御殿場に向かう拠点として便利。
自宅の近くの成城学園前から乗れば、新松田駅まで、627円の運賃で行ける!



事前に決めたコースは、新松田駅から、山中湖に行って、富士山を登り、道志みちで帰ってくるというもの。


早速、新松田駅でTAQMIさんと合流して、出発!


TAQMIさんとはこれまで何度かご一緒にライドさせていただいているピスト乗りのライダー。


ピスト乗りの方の共通点として、トルクでガンガン踏んでくるタイプの方が多いですね。


やっぱり普段スタイルが、ロードバイクでも出る様です。


また、TAQMIさんは、ペースや休憩のとり方などが私と似ている方で、ご一緒していても走りやすいですね。


新松田駅で自転車を組み立てて出発!


TAQMIさんの愛車は、KOGAスカンジウム!(写真は別の日に撮ったもの。)


いいですね〜。
スカンジウムとか、チタンとか、レアメタル系の金属フレームには憧れます。
私も2台目が買えれば、レアメタル系金属フレームが欲しい…。


ご挨拶をしてから、早速、新松田駅を出て、国道246号線を御殿場方面に向かいます。


国道246号線は、それほど斜度もキツくなく、しばらくアップダウンの道を快走していきます。


ご存知のとおり、ここから山中湖に行くルートは、明神峠コースと、篭坂峠コースがあるんですよね。


篭坂峠は激坂ではないが、ジリジリと登る峠。明神峠は激坂らしいが、景色がいいらしい。


そこで、途中、TAQMIさんに明神峠を提案。キツイ峠らしいというのは聞いていたが、新松田駅まで輪行して、脚がフレッシュな事と、新松田駅からは、篭坂峠より、明神峠までのアプローチの方が断然近い事から、なんとかなるだろうと思ったのです。


今から思えば、その見通しが甘かった…。
246号線を小山町まで行き、そこから、県道147号線で明神峠を目指します。


246号線を外れて、明神峠方面の道に入ると、いきなり斜度がキツくなる。


「まだ、峠入ってないよね。アプローチしてるだけだよね。」(まぁ、どこから峠というかという定義はあいまいですけど。)と、言いながら、いきなりゴリゴリと脚を削られていきます。


登りに入ると、いきなり斜度が10%前後位の坂が続きます。


もちろんキツイが登れない坂ではありません。しかし、とにかく平坦部分がほとんどない!


通常、ロード乗りの性として、見通せる坂の地平線。カーブの先などで、坂が終わっている事を期待してしまいます。


明神峠の様なキツイ勾配が続けば、なおさらです。この峠は、体力的なダメージはもちろんですが、私には、この精神的なダメージが大きかったです。


他にもキツい坂は登った事があるのてすが、明神峠程の精神的ダメージは受けませんでした。


自分でも不思議に思ったので、自分なりに分析してみました。


普通、山の峠を登る時、道の先は森とか山が覆っていて、それが頂上に近づくにつれて、前方が開けて来ます。


ロードバイク乗りは、もうすぐ頂上である事を感じます。


明神峠の不思議な所は、登って行く先が殆ど開けていることです。
だから、ロードバイクで登っていると、キツい坂が見切れた先は「平坦か緩くなっているのでは。」と、どうしても、本能的に思ってしまうのでしょう。


しかし、明神峠では、そのローディーの期待は何度も裏切られる事になります。


坂の見切れた先に、希望する平坦はなく、現れるのは、これまでと同じか、それ以上の坂が次々に現れるのです。


この理由は、明神峠の道が尾根に沿ってまっすぐ上がっている道だからなのです。多分こうした坂の特徴が精神的ダメージを増幅するのでしょう。


そしてようやくたどり着いた明神峠は、ただの激坂の途中!
ガッカリ感と疲労度のあまり、写真を撮る気にもなりませんでした。


その訳は、明神峠は尾根を横切る登山道にとっての峠で、ロードバイクで走る尾根道は、三国峠むかってひたすら登っていきます。


それにしても暑い!
全然征服したとか、克服したとかいう気持ちになれない明神峠で一休みした後、TAQMIさんと三国峠に向かいます。


三国峠まで約3km。さらにボロボロになって進みます。そして、三国峠まで後少しという所で出てくるのが、今回の登りで最大斜度のドーナッツ道!


途中、脚はいっぱい着いたけど、ここは坂に挑戦されている感じがして、意地でもつかなかった!


こちらは、三国峠までの距離を指折り数えて、そのうち緩くなると、妄想している訳で、いやもう、「ここでこれがくるか!」と、見た時には、逆に笑いが出てきたほどでした。(笑)


そして、ついに三国峠!


まぁ、三国峠の景色は、苦労の割には普通ですね。これだけなら二度と来ません。
…が!


しかし、明神峠の魅力は登った後の山中湖側の爽快な景色!
ここは、気持ちいい!
登った甲斐があるってもんです。




残念ながら、富士山は見えませんでしたが、目の前にドーンと見えたら、さぞやいい景色でしょうね。


これも、明神峠を越えた人の特権!


山中湖側から、こっちに登ればいいんじゃね。ってのは無しで。



ここから山中湖に下って、コンビニで休憩。ここまで、新松田駅から35kmしか走っていないのに、既に脚はヘトヘト。


さぁ、いよいよ、ここから、富士スバルラインに向かいます。

実は山中湖から、このスバルラインに行くには、ちょっとしたコツがあります。


富士スバルラインは地図で見ると、山中湖から河口湖の方に行って、それから富士山にむかうというのが簡単な方法です。


しかし、富士五湖の中で、山中湖は標高1000m近くにある一番高いところにある湖です。


従って、高さの関係は、富士山>山中湖>河口湖となります。


このため、山中湖から河口湖までダウンヒルしてしまうと、スバルラインの入口まで、かなり登り返さなければなりません。
そして、これが結構キツい。


このため、山中湖から富士五湖道路沿いの一般道に行き、クレーターの縁を平行移動するようにして、スバルラインの入口に行くのが一番効率がいいのです!


なぜそんな事を言うのか?
それは、まんま上の失敗をしたからです。(笑)知見は共有しなければ!


さて、スバルラインです。

富士山五合目(2,305m)まで登る山岳有料道路です。自転車は200円。


夏期はマイカー規制のため、徒歩以外は
バス、タクシー、自転車のみしかおらず、落ち着いて登れる。


斜度は激坂というわけでは無いが、ジミに登りが続く。表ヤビツ2本分というイメージでしょうか。こちらの方が道幅も広いのでスケールは大きいですが。


富士スバルラインを5合目に向けて登ると、途中、一合目、二合目と標識がでてきて、自分が何処まで上がっているかが分かります。


ただ、この〜合目という標識。間隔が一定でないのがくせもの。まぁ、目安位に考えていた方が良さそうです。


当日は、日差しが強い中、適宜休憩を挟みつつ、TAQMIさんと、えっちらおっちら登ります。



当日は富士山の周りの雲が低く、下の視界が開けていたのはここくらいまで。


しかし、雲の上に出てしまえば、快晴です。


陽がジリジリと照りつける中、登り始める前にボトルを2本満タンにしたのですが、どんどん減る一方。
途中に補給場所はありません。


四合目の売店跡に自販機があるのみという事でしたので、そこを目指して何とか辿り着きます。


ここまで来ると、雲は足の下。
気温も涼しくなります。
登るにつれて、富士山も大きくなってきました。


そして、ついに。


富士スバルラインの五合目制覇!
いや〜、へとへとでしたが、夏の暑さを忘れる涼しさでした。


五合目駐車場には、観光客がいっぱい。
それも、外国の方が多かったですね。




コケモモのソフトクリームなんぞ食べてしばらく休んでいましたが、今日は帰りは道志みち経由の自走ですので、そんなにゆっくりしている時間はありません。


「そろそろ、降りますか。」
とTAQMIさんと駐車場でロードバイクを押して歩いていると、観光客のお姉さんに、
「下から自転車で上がってきたの?」
と驚いたように声をかけられ、

「そうですよ」

と答えると、
 「坂バカだねぇ〜。」
と笑って言われました。


まあ、確かに一般人から見ると、わざわざこんな所を自転車で上がろうなんて事はおかしな事なんでしょうね。
でも、2年前なら、私も確実にそう思っていました。(笑)


さて、脚は売り切れかけていましたが、ここから家まではまだ100km以上走らなければいけません。


ただ、スバルラインの20km、道志みちの30kmは、楽しいダウンヒル!


こんなに長くダウンヒルを楽しめるのは、ここに登った者のみが得られる特権です。


ダウンヒルではスピードが上がります。所々路面が荒れている所があるので、ハンドルはしっかりと握り、腰はサドルの後ろ側にしてブレーキ態勢をしっかりととって下ります。


腰は浮かし気味にして、段差があってもショックを吸収。振られない様にし、ブレーキはコーナーへの進入前に済ませ、スピードを十分落とす事が大事です。


綺麗な景色の中を風を浴びて、いっきに駆け下る。
歩きでの登山だと、登りより下りる時の方が実は辛かったりするのですが、自転車は違います!
下りは至福の時。もう、最高!


スバルラインを下りた後は、さっきの教訓を活かして、クレーターの縁ルートを選んで山中湖までそんなに登り返さずに行けました。


続いて、道志みちも、山伏峠をクリアした後は、ダウンヒルを快走!


こちらは途中の登り返す所で一気にスピードが落ちますが、何とかクリア。


そして、最期は尾根幹に戻ってきました。


ここまで、200km近く走って疲れていましたが、ここに来るとやはり、夜練モードに。


TAQMIさんも同じだったようで、尾根幹の最期の坂は、「全開で登ります!」
と、かっ飛んで行きました。


いや〜最期まで攻め抜きましたな。
お疲れ様です。


TAQMIさん、楽しいライドをご一緒させていただき、ありがとうございました。


本日の総走行距離
212.28km