こんにちは、りょうです。


スタートから40分。
私はまだ2位グループの先頭近くを走っていました。


この頃になると、後から追いついてきたり、周回遅れの選手が速いトレインに乗るなど、グループのメンバーもいろいろ変わってきます。


また、そろそろみんな疲れてきて、特に向かい風のメインストレートでは先頭を引く人のペースが落ちてトレインが横に拡がりだします。


運命の時は、そんなメインストレートでおきました…。
ローテーションで下がってきた選手が私の左に並ぶ形になりました。


向かい風ですから、前を走る選手の後ろに入りたいのは皆同じです。
しかし、ちょうどトレインが拡がった形でしたので、私は前走者の後ろに完全に入るでもなく、横の選手に譲るでもなく、中途半端な位置取りをとってしまいました。


を走る選手は、私の左斜め前にいて、私と 者の後ろを半分ずつ共有している形でした。


そして、私の右側にも拡がったトレインの選手がいました。
今思えば、後ろに下がって、ホイールを重ねないようにすべきでした。


その時は突然やってきます…。


右側の選手が、私の方に寄って来たので、反射的に左に少し寄りました。
その刹那に、左前の選手が急に右側に寄って、前走者の後ろに入ったのです。


普通に走っているだけなら反応出来たかも知れません。
しかし、右側から寄ってくる選手に意識がいっていて、左に避けかけた所に左から右に前輪を引っ掛けられた私は、なすすべもなく前輪がスリップダウン。転倒します。


周りでは、「落車!」の叫び声。


固いアスファルトの上を、自転車と身体が滑って行った事だけを覚えています。
後ろから衝突されることも無く、単独での落車になったのは幸いです。


立ち上がって、コースの端によってロードバイクをチェック。激しい落車の割にはフレームは傷ついておらず、バーテープが少し破れ、左側のブラケットが内側に曲がったくらい。ホイールも無事です。
ブラケットは叩いて位置を戻します。


しかし、身体の怪我は結構な傷でした。
ふくらはぎと肘に大きな擦過傷。
血が流れています。
腰と肩のジャージは破れ、見えませんがその下には同じような、擦り傷がありそうです。


写真はレース後に撮ったもの。
痛々しいですが、落車事故での怪我の典型的な傷でしょう。



集団は通り過ぎ、周りは静かでした。
救護所はスタート地点にあり、通り過ぎたばかり。


それまで、先頭集団で頑張ってきた緊張の糸が切れ、最初に考えたのは、とりあえず、コース上を救護所までゆっくり走って、手当を受け、リタイヤするというものでした。


私の横を先ほどまでいた、先頭集団がラップしていきます。
それを見送った後で、私はコース上をゆっくり移動。
そのまま、バックストレートに入ります。


しかし、しばらく走っていると、身体は痛いものの、
「あれっ?このまま走れるんじゃね。」
という気がしてきました。


ちょうど、バックストレートが終わって、メインストレートに入るあたりで、再び先頭集団が後からやって来たので、反射的に飛び乗ってしまいました。


すると、降りるのがもったいなくなって、救護所の前をそのまま通過。


自分でも、「救護所に行くんじゃなかったのかよ。」とツッコミます。


しかし、再び、先頭集団に乗れたことで、行けるところまで行こうという気持ちに変わりました。


2ラップされたとはいえ、最後まで頑張れば、去年並のところまでは行くのではないか…。
目標は、去年より進歩する事でしたから、諦めるのはまだ早いと思いなおしました。


「行ける所まで行く!」そうやって、集団の中で頑張ります。

周りの選手から、
「その傷痛そうですね。」
と気遣わられながらも、アドレナリンが出ているせいか、それ程痛くもありません。

残り時間が1時間、30分とだんだん減っていきます。


このまま最後まで行けるか?
そう思い始めた、ラスト5分の事です。
遂に脚がつりました。


「去年より早い!」

と愕然としながら、やむなく落後してきます。


幸い、去年と違ってまだ脚を少し動かす事ができたので、だましだましペダリングしてると、脚がほぐれてきて、また復活してきました。


そして、ラストラップ!
最後にスプリントしてゴール!
ゴール直後に、再び両ももがつって、本当に脚が終わりました…。


去年もそうでしたけど、今年もやりきりましたよ。
特に今年は落車してもなお、最後まで頑張った自分を褒めてあげたい。
まあ、いずれにせよ自己満足の世界ですけどね。


ゴール後、ようやく救護所に向かいます。今回の落車による傷は、ふくらはぎ、腰、肘、肩の4箇所に大きな擦過傷。手の甲、指にも擦り傷。


レース運営の方からは、傷の場所を見て、「経験者の落ち方ですね。」
と妙な褒められ方をしました。


下手に手や脚を出さず身体ごと落ちる方が重症になりにくいということでしょうか。


確かに、身体全体で落下の衝撃を受けたので、40km/hぐらいの速度からの落車でも、ロードバイクもあまり傷ついていなかったのは意外でした。


また、身体も骨折や打撲はありません。
まあ、その代わり、身体は固いアスファルトで削られたわけですが…。


水で洗ってもらい、ラップを巻いてもらって、今日のレースの結果を見に行きます。


頑張ったけど、落車して、おまけに5分前に足攣ってさんざんだったから、去年の成績を上回るのは無理かなと思っていましたが、結果は、

2時間ソロのカテゴリーで、
125人中、23位!

去年は24位でしたので、一つだけ上がりました!


去年より進歩するという目標を、なんか微妙に達成しました。(苦笑)


でもよく見ると、1位の人がむちゃ速くて、3位から7位が2ラップされています。
私は4ラップなのですから、落車時の2ラップがなければ、少なくとも8位には入っていた!?


物事はそう単純にはいきませんが、でもそうだったかもしれないと思って、また、次回に向けて努力しますっ!


ちなみに、レースが終わった後は、自宅まで自走で帰りました。
ラップで巻いた傷は、血が止まらないので、血だらけで走っていたので、通行人から変な目で見られていましたけどね。


もう、絶対落車しないぞ!


みなさんも、安全にロードバイクをお楽しみ下さい。


落車するとこうなります。




なお、当日は、アドレナリンのせいで痛みは感じませんでしたが、


落車の傷はお風呂が地獄!

そして、2日目、3日目が痛いです!


_:(´ `」 ∠):_  .。oO(動くのも辛い…。)


……でも、会場で、知り合い以外のブログ読者に初めて、

「りょうさんですよね。前の幕張新都心エンデューロの記事を参考に読ませてもらいました。」

と声をかけられて、自分の拙ブログが他人の役に立ってるのが分かって嬉しいので、引き続き、頑張ります。




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