こんには、りょうです。


それにしても、白糸の滝では、外国人観光客が多かったです。
多分あそこにいた人の半分位が外国人な感じ。日本人に見えても、中国語喋ってたりね。


日本の魅力が発信されるのは、いい事ですね。自然だけでなく、おもてなしや相手を思いやる文化とかも同時に発信できればいいなと思いました。


さて白糸の滝を堪能した後は、また140km程走って帰らねばなりません。


幸い、当日の富士山周辺の気温はそれ程高くはなく、途中、塩タブレットをこまめに摂取していた事もあって、脚も元気。


どうせここまで来たのであれば、一度やってみたかった富士山一周にチャレンジする事にしましたよ。


白糸の滝を出て、富士山の南側に沿って、御殿場方面に走り出します。
走り出してすぐに道は森沿いの上りに…。


どうやら、白糸の滝辺りが、富士山周回路の中では一番低い所だったようです。

この後は、ひたすら上る…。

やっぱり、富士山の周りはアップダウンだらけで、平坦というわけではないようです。


幸い、斜度は一桁前半から5~6%くらい。
時たま現れる下りが気持ちいい。


やがて、道は眺めがいい快走路になっていきます。上りですが…。



走っていて思うのは、山梨県側の道の悪さに比べて、静岡県側の道のいい事。
路面がきれいなので、気持ちよく走れます。上りですが…。


快走路が終わると、道は愛鷹山と富士山の間に向けて、斜度が増していきます。


新幹線から富士山を眺める時、愛鷹山って、富士山の手前のこぶのようなものに見えますが、近くで見ると、結構立派な山ですね。


今は、そのこぶのような山に、苦しんでる人間の小ささを実感します。


愛鷹山の横を抜けると上りも一段落。
緩いアップダウンになり、富士山こどもの国に到着。


こどもの国を過ぎると、やがて道は下り基調になってきます。

振り返ってみる愛鷹山。













そして、富士山はやっぱり見えません。
(´^ω^`;)


御殿場の10kmくらい手前の眺めのいい場所にあるコンビニで休憩に入ります。
だんだん暑くなって来たので、水分はマメに補給。



コンビニを出ると、道は草原の中の一本道に変わっていきます。



後は御殿場に向けて下るだけ。
右側には箱根の山も見えてきました。



この道はイイね!と思っていたら、自衛隊の富士演習場の中を通る道でした。
遠くには、演習場を走るトラックも見えます。
富士山?頭の先っちょだけ…。


御殿場までは気持ちよ〜く下って行きます。
しかし、この辺りから、地図と睨めっこ。


この先、山中湖に行くために越えなければいけない籠坂峠は、峠自体はあまり大した距離でも、斜度でもありませんが、むしろ、御殿場から延々と続く上りのアプローチ(しかも車の交通量が多い)にやられてしまって、峠の入口に着く頃には、ヘトヘトになってしまうのです。


なので、御殿場に向けて気持ちよ〜く下るのはいいのですが、下りすぎると後で上り返す羽目になるので、できるだけ上で籠坂峠に向かう道に合流するのが得策です。


地図を見ると、途中で北上してから自衛隊の演習場沿いに西に行けば、上で合流出来そうです。
(・∀・)コレダ!!


交差点で地図を確認していると、後ろから来たローディーが、ばびゅ〜んと抜いて、左折して曲がって行きました。


同じ事を考えているんでしょう。(笑)
後ろを付いていきます。


しかし、しばらく上ると、前の人が交差点で立ち止まっています。


私は地図を確認済みだったので、大丈夫…。


もうちょっと先に上がって、自衛隊の演習場に突き当たってから、右折すればいいんですよ。


お先に失礼しますよっ!



ふはははは…。



…あれっ!?


演習場沿いはグラベルロードだった…。


ああ、やばい。
こんな所でパンクしたらかなわんな…。


と思いつつ、戻って上り返す気力もありません。


ただ、路面をよく見ると、砂利も含めて踏み固められているので、思ったより走りやすそう。

ええい、行ってしまえ。

と、砂利が少なそうな部分を選んでそのまま進みます。
幸い、砂利道は500m位で舗装路に変わりました。
そして、籠坂峠への道に無事合流!


籠坂峠への道は、富士五湖自動車道入口まで、片側一車線であるのに加え、車、観光バスが多く、ロードバイクはとても走りにくいです。


しかし、今回のルートのおかげで、その区間は最小限で済みました。
富士五湖自動車道入口を過ぎれば、車がいなくなりますので、後は、ひたすら上り、籠坂峠に到着!


そして、山中湖まで下れば、富士山一周の達成。やったぜ〜!


やっぱり、もと来た道を戻らなくて良かった。大変だったけど、やっぱり、達成感があります。


でも、後、家まで90km以上あるんですけどね…。


時刻は17時過ぎくらい。
暗くなる前に、道志みちを抜けたかったので、この時間なら何とかなりそうです。
また、山中湖まで下りてきたら空が晴れてきたので、最後に富士山にお別れすべく、山中湖畔に行きました。


出た〜!富士山!


最後の最後に顔を出してくれました。
(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

いやー、良かった。
富士山一周して、富士山見ないで帰るのかと思った…。


夕日と富士山、山中湖の素晴らしい景色。しばらく湖畔のベンチでマッタリとしていました。


さあ、思い残す事はないので、道志みちの山伏峠に向かいます。
山中湖から山伏峠へはあまり高度差がありませんので、直ぐに到着!


帰りに道志みちを選んだのは、山伏峠を越えれば、30km以上、殆ど下りで帰れるから。


後は暗くなる前に、道志みちをダウンヒルで駆け抜けます。
真っ暗闇の山の中でパンクとか勘弁して欲しいですからね。


迫る夕闇とだんだん暗くなる山の景色が、千と千尋の神隠しのシーンを思い出しました。(笑)


あ〜、電灯が付き始めた〜。


しかし、何とか暗くなる前に、津久井湖に抜けて、無事、街の灯りがある世界に入れました。


橋本から尾根幹に入れば、いつもの練習ルートなので、もう帰ったも同然で、ホッとします。


無事、21時50分頃、帰宅しました。

本日の総走行距離 約290km。
獲得標高 3070m
平均速度 24.9km/h
消費カロリー 約5100 kcal
所要時間 約16時間

自身最長距離のライドとなりました。
うーん。後10kmで300kmだったのに…!


家に帰って、シャワーを浴びた後に寝っ転がる布団が天国のよう!


たまに、こうやって日常の幸せを噛みしめるのって、いいですね。



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