こんにちは、りょうです。


一行はパンパティを出発して、道志みちに向かいます。


先頭はけいたさんです。
今回は、ずっとけいたさんに先頭を引っ張っていただきました。

というか…。


けいたさんの前には出ちゃいけない雰囲気が…。


こんな雪道の日に飛ばしませんから。
でも、ともかく後ろで楽をさせていただきました。
ありがとうございました。


あれっ?
そういえば、しんぱちさんもずっと一緒に後ろにいたんだけど…。

 
パンパティを出た後のルートは、新小倉橋を通って串川まで行き、そこから青山の峠を越えて、国道413号線の道志みちの分岐に出ます。
新小倉橋での気温は3度!


4日前は同じ場所で20度あったんですけど…。今日はメッチャ寒いです。


串川から青山の峠にかけては、けいたさんが知っている裏道を使いました。


ここは、ちょうど、車が少なく峠の上にでる良い道でした。


道志みちに入ると、道路は除雪さていますが、路肩をはじめ雪が多くなります。


道路には融雪剤がまかれているのですが、日陰部分では、ところどころ凍結している所もあります。
下りやカーブでは要注意です。


紅葉シーズンの休日の道志みちといえば、車やオートバイの交通量が多いのですが、当日はとても少なかったです。
やはり雪や凍結を心配して来ないのでしょうね。


ましてや、ロードバイクなんてほとんどいません。ごくたまにすれ違うロードバイク乗りとは、お互い「ニヤリ」としながら挨拶。(笑)
(*´罒`*)モノズキダネー


やがて山の中に入って行くと、紅葉の山と雪が同居する見たことの無い風景になって来ました。


しかしなんというか、どうも雪を見る時は雪景色だけ。紅葉を見る時は紅葉だけが認識され、どうも二つが融合して認識されないのは、脳内にこびりついた季節感のせいでしょうか。


久保のつり橋の所で休憩。


雪が積もった橋を渡ってみます。


しかし、靴の穴から水が染みて来たので、早々に撤退。
しかもクリートで雪道を歩いたので、雪がクリートの穴に詰まってしまいました。


やばい…。
クリートがハマらない…。
調子に乗って雪道なんて歩くんじゃなかった…。


しんぱちさんは、雪道の方に行きかけて、

「やばい予感しかしない。止めておこう。」

とあっさり引き返します。
散々危険な目にあっているからでしょうか。
危険察知能力が研ぎ澄まされているラッコ隊長です。


私は、先の尖った石でつついて、雪を取り除こうとするものの、既に氷のように固くなって取れない…。


砂利道を踏んでれば、溶けるか取れるかと思ったら、地面が零度以下なようで、ますます固くなってる!


かといって、氷が溶けるまで待つわけにもいかず、そのまま走り出します。


クリートがハマらないので、フラットペダルの要領でペダリング。
時々ズルっと滑る…。
温めて溶かせないなら圧力で溶かす!とばかりに踏み込み気味に漕ぐ。


昔、理科で氷は圧力をかけると溶けると習ったので、その知識を応用してみました。
でも…結局、道の駅近くまで溶けませんでした。(;´д`)


天気は晴れているのですが、道は雪解け水が流れて水溜りがあちこちに出来ています。
タイヤが巻き上げる水しぶきで、ロードバイクもウエアも泥だらけ…。



なんか雪と紅葉が融合しませんね。


そして、ようやく道の駅に到着しました〜。


しんぱちさんは道志みちは初めてということで、カッパ像でお約束の記念写真です。
カッパ像がラッコジャージを着ると、しんぱちさんに見えてくる不思議…。


私も、ISIS仕様でパチリ。


寒いので、レストラン内に移動。


みなさんは、豚汁と豚串でしたが、私は先日食べたので、おこわとなす味噌パイをいただきました。


道の駅は一面銀世界。
雪の上に紅葉の落ち葉がある不思議な風景です。




ここで、この後のルートについて相談。
予定では山中湖まで行くつもりでしたが、来る途中の道路の多くが雪解け水で濡れており、日陰では所々凍結していました。
今日のように寒い日は、日没後の凍結が心配です。


この先の山伏峠は更に山奥で道が凍結するなど、ロードバイクが通れる保証はありません。
そこで、日が高いうちに、早めに下りようということになりました。


まあ、道の駅までの道路状況は確かめたということで、調査兵団の役割は果たしたと言えましょう。


下りに備えて、ウィンドブレーカーを着込みます。


帰りの道志みちは、平日のように空いていて、いつもならぶっ飛ばして下る所ですが、今日ばかりは凍結に注意して、ゆるゆると下ります。


本来、濡れた路面でのブレーキングは、ディスクブレーキの得意とする所です。
カーボンリムだろうが、遠慮なしにブレーキをかけられるのがいいところ。
もちろんタイヤの摩擦力以上にブレーキが効くわけではありませんので、その範囲ですが。


一方で、ローターが濡れるとブレーキ時の音鳴りが酷いというデメリットもあります。
今回も、道志みちを下る時、ブレーキをかける度に、キィ〜キィ〜!と大きな音が出てうるさい。


しかし、ブレーキ性能には影響がないので問題なし。
やがて、ローターが乾くと音はしなくなりました。


まだ日が出ていたので凍結など特に怖い思いをすることなく無事、全員橋本まで降りてきてホットしました。


焼きそばパンさんは、ここで離脱。
私とけいたさん、しんぱちさんは、最後の補給に橋本の南哲うどんへ。


ここはよく前を通っていましたが、いつもお客さんが多くて気になっていた所です。
お店の看板料理は、つけうどん。
冷えたうどんを熱々の汁につけて食べるという珍しいスタイル。


しかし、これがなかなか美味しかった。
うどんは太く。歯ごたえがしっかりしてモチモチ。
箸で掴むと、うどんってこんなに重かったっけ?
というくらい。


今までに食べたことのない食感でした。これが濃いめのつけ汁と合って美味しい。


量は並盛りで十分多い。
しんぱちさんは大盛を頼んで後で後悔していました。
ライドの最期に暖かいものを食べられで満足、満足。

今回、これだけの雪道を走るのは初めてでしたが、大変面白かったです。
また、機会があれば走りたいな。


しかし、その代償も大変でした。
もう、ロードバイクは、水はね、泥だらけでシクロクロス状態。



家に帰ってバタンキューだったので、洗車は日曜日に持ち越し。
※日曜に分解して洗いました。


今日は、けいたさん、しんぱちさん、焼きそばパンさん、ご一緒させていただき、ありがとうございました!


また、機会があれば一緒に走って下さいね!


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