こんにちは、りょうです。


今のロードバイクに乗り始めて2年と9ヶ月が経ちました。
これだけ乗ってると、あちこちにガタが出始めるようです。
最近、走っていて急にロードバイクの変速機が動かなくなることがしばしば発生していました。


変速機は、Di2の電動なので、最初は何か接触が悪くなったのかと思って、シフターのスイッチ部分を掃除したり、接点復活剤を吹き付けたりしていましたが、時に思い出したように動かなくなる。


先日の輪たろうさんライドの時は、バッテリーは充電したばかりなのに、ライド中に何回か動かなくなることがあり、原因がいまいち分からなかったのですが、ライド後の掃除をしていた時に、ステム下のジャンクションがハンドルを動かすと変速機には触れていないのにピカピカと光るのを発見。


ピカピカ光るのは、電源が入ったり切れたりしていることなので、確認してみると、ハンドルを動かすと変速機が動かなくなる現象が発生しました。


ハンドル下のジャンクションからは、エレクトリックワイヤーが出て、フレームを通って、フロントとリアのディレイラーとバッテリーにつながっています。


このエレクトリックワイヤーを動かすと、電源が入ったり切れたりするようなので、このワイヤーが断線しかかっていると思われます。


ショップの人に聞いたところによると、落車などでハンドルが急激に切れると、ワイヤーが断線することがあるそうな。
以前の落車の影響でしょうか…。


しかし、原因が分かれば、対処は簡単。
最初はシフターやディレイラーが壊れたかと思いましたが、このエレクトリックワイヤーの交換だけで済めば安く修理出来そうです。


因みに、私はたまたま、原因が分かりましたが、ショップの人によると、どこが故障かわからない時は、Di2とパソコンを繋いで、故障箇所を解析できるそうです。
Di2が壊れたと思ったら、ショップに持ち込んで、解析してもらうといいですね。


渋谷のY'ROADに行って、パーツを注文しようとしたら、その部品は新宿のお店に在庫があるということでしたので、早速、Di2のエレクトリックワイヤーを買ってきました。
お値段は、2,400円位。


ワイヤーの長さは、私のロードバイクのフレームサイズが480であることを伝えてショップの人に相談したところ、該当部分なら900mmあれば十分とのことで、そのとおりに。



右の黒い棒は、エレクトリックワイヤーの接続部分を引き抜く時に使う工具です。
ロードバイク買った時に付いてきたものです。


Di2の配線図は下のようになっています。


ジャンクションAを出たワイヤーは、フレーム横から中に入り、ボトムブラケット付近で、フロントディレイラー、バッテリー、そして、リアディレイラーに分かれています。


そして、この分岐点になってるのが、フレーム内にあるジャンクションBです。
今回は、このジャンクションAとBの間のワイヤーを交換します。


フレーム横のワイヤー入口です。


ゴム製のグロメットを外します。
ここで、あれっ?と思います。


ワイヤーは、アンダーチューブを通ってBBまで行くのに、なんでトップチューブの横に入口があるの?
これはすなわち、ワイヤーはフォークの横を通って、アンダーチューブの方に行ってるってこと?
なんでわざわざそんな取り回しするのだと思いつつ、嫌な予感がよぎります。


嫌な予感は取り敢えず置いておいて、次は、クランクを外して、BBも外します。
先ずは、左クランク。
クランクのボルトを緩めます。
この時、二本のボルトを交互に少しずつ緩めるようにしましょう。
一本だけいっぺんに緩めると、片方に力が集中して壊れたり歪みが出る可能性があります。


次にクランクキャップを緩めます。



クランクを引き抜く前に、ここの爪を引き上げるのを忘れないこと。


後は引き抜けば外れます。


次は右クランク。
チェーンリングがついているので、チェーンを内側に落とします。


後は、左側の出ているシャフトをプラスチックハンマーでトントンと軽く叩くと、


すぽんと抜けます。


これで、目的のボトムブラケット(BB)を外せます。
BBは、ITA式、BSA式など色々な規格がありますので、外し方は、それぞれのやり方に従って下さい。


私のコルナゴのBBは、BSA規格。ネジ式なのでメンテナンスが簡単です。


私のロードバイクでは完成車で購入時には、アルテグラのBBが付いていましたが、自分でデュラエースのBBに交換しました。
デュラエースグレードでもBBは定価で3,500円位なので、メンテナンスに合わせてアップグレードしやすいパーツです。
みなさんもいかがでしょうか。


ただし規格が色々ありますので、よく自分のロードバイクのBBの規格をよく調べて下さいね。



なお、最近、圧入式のBBが多いですが、圧入式は外すのに特殊工具が必要で、ショップにお願いするのが無難です。
また、圧入式のBBは、ハメ外しを繰り返すとガタが出やすくなって、音鳴りがするなどメンテナンス性の悪さから、ネジ式に回帰しているメーカーが増えていると聞きます。


私はこういう消耗する部分のメンテナンス性を重視しているので、BBはネジ式が好きですね。


ネジ式のBBを外す時の注意点は、回す方向です。規格によりますが、必ずしも通常緩む方向の左回りで外れるとは限りません。


基本的にネジ式BBには締まる方向が書いてありますので、それをよく見ましょう。
下の写真は、左側に矢印で、「締まる」と書いてありますので、右に回して外します。


なお、シマノのBBはグレードによって外側のサイズが異なります。
軽量化のためでしょうか、
デュラエース→アルテグラ→その他一般
の順で大きくなります。


BB回し用の工具を買う時は、一般用を買っておいて、アルテグラやデュラエースのBBはアダプターを使うと、使い回しができます。


私が持っているBB回しは一般用なので、このデュラエースのBBを回すためには、アダプターが必要になります。(デュラエースBB購入時、付属していました。)


ただ、完成車にアルテグラのBBが最初からついている場合、一般用のBB回し工具だけでアダプターが無いと外すのに難儀します。
私のこの前の交換時がそうでした。
(´ε`;)
予めアルテグラBB用のアダプターを別に買っておくなどの準備が必要ですね。



先程の矢印の反対側にグイッと右に回して外します。
反対側も同じように回転方向に気をつけて外して、両側のBBの間にある筒状の部品を取り出すと、ワイヤーが見えるので、ジャンクションBを引き出します。


ジャンクションAからワイヤーを外して、BB側から抜きます。



古いワイヤーを抜いて見てみると、長さはなんと1,200mmでした。
しかし、フレームの中でだいぶ余っていたようなので、900mmで大丈夫なようです。


BBの中をのぞき込んだところです。
こんな感じでワイヤーが通ってます。
組み付ける時は、BBの間をつなぐ筒状の部品を差し入れ、ワイヤーはクランクシャフトとは隔離されます。


ワイヤーを戻す時は、きつく折れないようにすれば、ある程度適当で大丈夫です。


次に新しいワイヤーをトップチューブの入口から差し込んで、BBの方にはわせていきます。


ここで悪い予感が的中。
フォークコラムが邪魔で、ワイヤーがアンダーチューブに入っていかない…。


こりゃ、フォーク抜かなきゃダメじゃん。


やむを得ず、ヘッドパーツをばらして、フォークを抜き、ワイヤーをアンダーチューブの方にに手で誘導します。

※フォークを抜いて上から見た図。


そしてついに新しいワイヤーが下から出た〜!


ここまで来れば、出来たも同然。
先ほどのジャンクションBに抜いたワイヤーの代わりに差し込んで、ジャンクションBやワイヤーをフレームの中に押し込み、後は先ほどの逆の手順で組み立てて終了です。


なお、カーボンパーツのボルトを締め込む時は、トルクレンチで規定のトルクで締める必要があります。


腕力で適当に締めると、高価なカーボンパーツの破損、あるいは締め込み不足による部品の脱落等により走行中に危険なことになる可能性があります。


安いものなら一万円以下で売っています。カーボンロードバイクを自分でメンテナンスするなら、必ず持っていた方が良いと思います。



無事出来上がりました〜!


ハンドルを回してもワイヤーが引っ張られないようにワイヤーの取り回しに余裕を持たせます。


ハンドルをグリグリしても、変速がスパスパ動く。
やっぱり、メンテナンスして機能が新品のように戻るのは気持ちいいな。


今回、Di2のエレクトリックワイヤーを交換して、配線の取り回しは大体掴めたので、今後、電動コンポの積み替えなどは自分で出来る自信がついた気がする。


将来は、新型デュラに積み替えとか…。
( *´ิ^ิ ) グフフ・・

いや、その前に坂用ホイールだな…。
ロードバイク貯金頑張ろう…。





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