こんにちは、りょうです。


今、私が使っているビンディングシューズは、スペシャライズドのS-WORKSです。


それまでクロスバイク時代から使っていたシマノのSPDシューズに換えて、ちょうど一年前くらい、ショップでセールになっていたS-WORKSのビンディングシューズを思い切って買いました。


軽くて、脱ぎ履きも簡単。
BOAダイヤルの1番の良いところは、締め付けの調整が簡単にできることです。


ゆっくり走る時は緩く、キツイ坂やガチ走りの時はカチカチと締め付けるなど、乗りながら調整ができます。


ベロクロやレバー式も乗りながらの調整は出来ますが、冬にシューズカバーを履くと調整が出来ません。
ダイヤル式はカバーの上からも調整が出来きるのが便利。


あれから1年、走行距離も1万キロを超え、シューズはかなりくたびれました。


つま先は、左右ともカーボンソールが削れて、下地が見える状態。特に足つき頻度が高い左足は穴が開きました。


ヒールには、ゴムの踵が付いているのですが、使っているうちにすり減るので、1年間で2回交換が必要でした。
そして、その踵の小さいゴムパーツが、4個一足分で3000円弱もします。

スペシャライズドさん、これはボリ過ぎだと思う。


交換して2回目の踵も既にこんな状態。


そろそろ買い替えかなぁ。と思ったものの、新しいシューズは結構な値段。
年末の財政難の時にキツイ…。


壊れた訳でもないし。ビンディングシューズの機能としては、つま先の穴は関係ないし…。
ということで、安易に買い替えに走らず、掃除、修理して使い続けることにしました。

だってモッタイナイ!

そこで、用意したものはこちらです。


100円ショップで買ってきた、ハイヒールの補修用のゴムの踵とエポキシパテ。そして、靴屋さんで以前買った、シューグーという靴補修用の接着剤。


このシューグーという接着剤は、固まるとゴム状になって、剥がれたソールを接着するだけでなく、すり減ったソール部分にパテのように盛って使うこともできる優れものです。


まずは、ブレーキクリーナーで、修理する部分を洗い流します。
乾いたら、左右のシューズのつま先の削れた部分にシューグーを盛ります。


左足は特に念入りに盛って穴を塞ぎました。また、このままではすぐに削れてしまうので、先ほどの靴補修用ゴムのパーツを接着し、SIDIのビンディングシューズのように、つま先を保護するパーツを左右の靴に取り付けます。


使ってるうちにポロリと取れそうだけと、100円でゴムパーツ4つ入りだから、取れたらまた付ければいいや。


次は踵です。
買ってきたエポキシパテをねりねりして、削れた左右の踵のパーツの上に盛り付けます。

昔のプラモデル工作を思い出すな…。

スペシャライズドの踵のパーツは、裏からネジで止めるタイプなので、表側はあまり気にせずに盛れる。



とりあえず、形は適当で盛り付け。
パテが固まったらカッターナイまフで削って形を整えようと思います。


これが成功したら、毎回3000円かからずに補修用出来るな。
( *˙ω˙*)و グッ!


問題は耐久性。パテはエポキシ樹脂なので、こういう使い方は想定されていないと思うので、どれだけもつかな。


1~2ヵ月もってくれたらラッキー。
1~2週間で取れる、もしくは削れちゃったら諦めて正規品のパーツ買おう…。


これで修理は完了。
本当はBOAダイヤルも交換したいんだけど、パーツは2個で2,500円くらいするので、今回はまだ使えないことは無いので、交換は見送ります。


海外通販だとBOAダイヤル1個、600~700円くらいで売っているんだけど、何故か日本には出荷できなくなっている。

スペシャライズドさん、これもボリ過ぎでしょう。


翌日、パテも固まったので、試走に行くことにしました。
さて、修理したところがどれぐらい保つかな。


踵のパテは、特に削ったり形を整えたりしていないけど、普通に使う分には全然大丈夫なので、このままでいいかな。


ただ、印象としては、エポキシパテは固いので、純正のゴムの踵と比べて、滑りやすいかも。
もちろん、コンクリートとかアスファルトでは問題ないけど、自宅でタイルのようなツルツルしたところを歩いた時、滑りそうと思いました。


走り出して、最初の印象は…、


つま先が寒くねぇ!


つま先の穴を塞いだ効果か。
これまでもシューズカバーを履いていましたが、つま先の穴から冷気が入り込んでいたようです。
まあ、穴の開いていない靴を履いてる人にはあまり関係ないコメントですね。


普段どおり、皇居の周りを走って帰って来て、シューズをチェックします。
ライド中、右足はほとんどペダルから外さなかったので、停車で足つきした左足の靴をチェック。


つま先のゴムは全然大丈夫。
これはいけそう。
しかし、踵のパテが、一部が割れていました。


盛り付けたベースがゴムだから、力がかかると固さの違いで割れちゃうのかな。


ひょっとして、踵のゴムにもうまくシューグーを盛り付けたらそっちの方がいいのかも。
形を整えるのがかなり難しそうではあるけど。


とりあえず、新しくパテを盛って修復します。
もうちょっと様子見してみるか。


修理が終わったら次は清掃です。
洗剤をつけて洗い、油や泥汚れを綺麗に落とします。


洗う前にまずBOAダイヤルを取り外します。ワイヤーを外して、マイナスドライバーを下に差し込んでこじるとパチンと外れます。


BOAダイヤルのワイヤーが出てる反対側の突起をシューズの受皿の縁に引っ掛け、シューズ側の突起が、BOAダイヤルのワイヤー出口の間にある穴にパチンと入って固定される仕組みになっています。
爪を折らないように注意して外します。


洗剤で洗うとかなり綺麗になりました。


黒色が一部分剥げて来ているので、色を塗り直しましょう。
靴墨では色がのらないので、こうなったら、マジックペンか。(笑)


塗り直しも終わり、BOAダイヤルを取り付けて完成!


結構、綺麗になりました。
これでもう少し、このシューズで頑張れるかな。


前の記事のビンディングシューズは、メッチャ気になってるけど、新しいシューズなんてまだ買いませんよ。
(買えません…。)


(後日談)
その後、自転車で100km試走してきました。


ビンディングシューズのつま先は全然問題ありませんでしたが、やはり踵は左右ともエポキシパテが外れてしまいました。
ガ―(´・ω・|||)―ン!!


もう少し工夫したいと思います!


後日の後談。
エポキシパテがダメだったので、今度は、踵のゴムの上に、シューグーを盛り付けてみました。
固まると結構固くなる上、弾力もあるのでちょうど良さそうです。



これで、どれぐらいもつのか、またチャレンジしてみます!


ついでに、寒さ対策で、元から開いているソールの空気穴をテープで塞いでみました。


これで、寒くなくなるといいな…。



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