こんにちは、りょうです。


最近、私はあることに気づいてしまいました…。


このブログの名前は、「ディスクロードバイク日記」なのに….、


最近、ディスクブレーキに関する記事を書いていないことを!


このままでは、タイトル詐欺になってしまうので、久々にディスクブレーキのメンテナンス記事を書きたいと思います。


今回はこれまで記事にしていなかった油圧ブレーキのオイル交換を紹介しますね。


これまでも自分でオイル交換はしていたのですが、慣れないと手がオイルで汚れるので、ブログ用の写真を撮るのにいちいち手を洗うのが大変で、記事にしてませんでした。


今回、だいぶ慣れきたので、ようやく記事にできました。


なお、ここで書いたやり方は、私のやり方をご参考までに紹介するものです。
私のロードバイクで問題は発生しておりませんが、他の方のロードバイクの整備の結果には、いかなる責任も負いません。


ご自分のロードバイクでやる場合は、シマノのマニュアルをきちんと読んで、自己責任の下でしていただきますようお願い致します。

大人の事情があるから、一応これは書いておかないと…。


まずは、油圧ブレーキ用のメンテナンスキットを用意します。
メンテナンスキットの中身です。


お値段は2,300円くらい。
オイルは消耗品(定価で1,400円くらい)ですが、それ以外は何度も使えますので、買っておいて損はありません。



まずは、ブレーキキャリパーを外します。


六角レンチでボルトを二本外すだけ。
キャリパーは、ブレーキローターに当たらないよう丁寧に外し、ローターを曲げないようにしましょう。


予めキャリパーを外すのは、オイルを注入する時の作業性を良くする為とオイルライン出口を上にして、空気を抜けやすくする為ですので、サボらずやりましょう。


油圧ブレーキのキャリパーのオイル注入口は、横に付いています。
写真はゴムキャップを外したところ。


この注入口に、メンテナンスキットの透明のホースと注射器をつなげます。
ホースが通っている黒いプラスチックのレバーをズラしてホースを注入口に挿し、挿したホースの上からプラスチックレバーを被せて固定します。


次は、ブレーキレバーがあるハンドル側の準備です。
ハンドルのブラケットのネームプレートを外します。


ロードバイク用の油圧ブレーキシフター(Di2用)ST-R785 は、カバーを外して、ここの穴の中のネジを外すとネームプレートが外れます。


油圧用のオイルラインのフタはここ。


ここのボルトを外して、メンテナンスキットに付いている漏斗をねじ込んで取り付けます。
この時点では、オイルラインに空気が入ることはまだ気にしなくていいです。


漏斗の真中にある棒は、漏斗の栓です。
今は使わないので、抜いておきます。

これで準備ができましたので、いよいよオイルを入れていきます。


オイルは、先ほどのキャリパーにつないだ注射器に入れます。
注射器にピストンはまだ入れません。


当然、倒せばオイルがこぼれるので気をつけて下さい。


この時、注射器にオイルを入れても、キャリパーにつないだホースの中には空気が入っているので、ホースをぷにぷにと揉んで、中の空気を注射器側に出して下さい。


ここでよく空気を抜かないとブレーキのオイルラインに空気が入ってしまいます。
オイルラインに空気が入ると、ブレーキをかけても、空気が圧縮されるだけでキチンとした力がブレーキに伝わらなくなります。


写真は既に空気を抜いています。
ホースから空気が抜けたのを確認したら、注射器にピストンを差し込みます。
ピストンを差し込めば、注射器から手を離して倒しても大丈夫。


また、注射器の中に空気が残っていても大丈夫。要はホースを通って空気がキャリパーに入らなければいいのです。


これから、注射器を使ってオイルをキャリパーに送るのですが、そのためには、キャリパーの注入口の付いたボルトをホースを付けたまま、7mmのレンチで回して緩めます。1/2周~3/4周も緩めれば、十分です。
注入口にある黒い棒は、先程の固定用のプラスチックレバーです。


ここを緩めた後、注射器のピストンを押して、オイルを送ります。
この際、ホースを通って注射器の中の空気がキャリパーに入らないよう、注意して下さい。


キャリパーからオイルを送ると、オイルラインのオイルが押し出されて、シフターの漏斗の方に古いオイルが出てきます。万が一、オイルラインに空気があれば、ここで漏斗側に出てきます。


漏斗に溜まった古いオイル。
この時、注射器の中の空気がキャリパーの注入口の手前ギリギリに来るくらいまで、オイルを注入しておくと、ホースを外した時に、殆どこぼれません。


オイルを注入し終わったら、キャリパーの注入口のボルトを締めてから、ホースを外します。
ホースを外したら、注入口にゴムキャップを着けるのを忘れずに。


ホースを外したら、キャリパーをフレームに取り付けます。
オイルがこぼれてキャリパーについていたら、ブレーキクリーナーなどで綺麗に脱脂して下さい。


また、取り付ける前に、ブレーキパッドの間にマイナスドライバーをこじって入れて、ピストンを押し下げて隙間を作ります。


その後、ローターを曲げないよう気をつけてフレームにキャリパーを取り付けて下さい。


次に、漏斗を取り外すために、先程の栓を差し込みます。



漏斗に栓をしたら、漏斗をくるくると回して外して、メンテナンスキットの漏斗置きにおきます。


漏斗を外すと外した所から、オイルが少し溢れますが、そのまま、ボルトをねじ込んで蓋をします。


これで、オイルラインに空気が入らず交換できました。周りを拭いて綺麗にしてから、ネームプレートを取り付けて完成です。


この状態だと、ブレーキパッドが開いたままですので、ブレーキレバーを何度も握って、ブレーキが効くまで、オイルをキャリパーに送って下さい。
この手順は、ブレーキパッドを交換した時も同じです。


油圧ブレーキの場合、輪行の時にひっくり返してホイールを取り付けた後も、キャリパーのオイルがブラケット側に抜けて、一時的にブレーキが効かなくなりますので、乗る前には、ブレーキレバーを何度も握って、ブレーキが効くのを確かめてから乗って下さい。


この手順を忘れて乗ると本当に危険です。
(」゜ロ゜)」マジブレーキ、キカナイヨ。。。。


これでブレーキがキチンと効くことを確かめれば完成です。


手順どおりにやれば、必ずしも難しい技術は必要ありません。


油圧ブレーキはメンテナンスは面倒臭いと思うかも知れませんが、使った経験から言えば、ブレーキパッドやローターの交換は月1000キロ走っても半年に一度。
オイル交換は1~2年に一度で良い感じです。
オイルラインの黒いブレーキホースは三年近く乗っていますが、何も劣化していません。
表面がひび割れでもすれば交換でしょうが、車やオートバイでは5年、10年はざらなので5年くらいは保ちそうです。


油圧はワイヤーの伸びも無く、パッド摩耗による引きしろ調整も勝手にしてくれるので、普段のメンテナスは逆に楽だと思いました。
オイル交換は面倒臭いという方は、ショップにお願いしてもいいですしね。


油圧ディスクブレーキはメンテナンスが心配…。
と悩んでいる方のご参考になれば幸いです。



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