こんにちは、りょうです。


オークションで入手したROVALには、チャレンジ パリ・ルーベという27Cのチューブラーが、リムセメントで貼り付けてありました。
前の持ち主は、シクロクロス車に使っていたのかな。 


25Cくらいなら、しばらくそのまま乗ろうと思ってましたが、27Cはちょっと太すぎる。

パリルーベのスペックを調べると一本330gくらいあって、今使ってるタイヤと比べ、前後で200gは増え、ホイールの軽量化分を食ってしまうので、今使ってるタイヤに交換することにした。


ROVALの年式はラベルデザインからすると2016年モデルである。
買ったホイールはブラックラベルだが、国内販売では白ラベルのみだそうなので、これは海外から持ち込まれたもののようだ。


使ってた前のオーナーは外国人かな。
だから今時珍しいリムセメントだったのか…。塗り方も雑だったしな。(笑)


でも、ラベルはブラックが欲しかったのでむしろ良かった。


ROVALのリムを弾くと、カンカンという硬質な音がする。FFWDと比べると、より高音域が響く感じで金属的だ。
一瞬、中にアルミが使ってあるのかと思うほどだった。
軽くて強度は高そうだ。


スポークは、サピムの丸スポークである。
FFWDは潰して平らになっているエアロスポークだったけど、自分はエアロスポークで空気抵抗が低くなるかは疑問を持っている。


というのは、空気抵抗を下げるためには、空気の流れに対して、平らな面を揃えなければいけないが、まずホイールのエアロスポーク自体が面が揃っていないことがある。


また、走っている時に常に風が真正面から吹いているなんてことは有り得ない。先日のEMHライドで、強い横風で走った時のホイールの回転の重いこと。
そういう場合にかえってエアロスポークの広い面積が抵抗になってるのではという気がする。


そうであれば、最初から表面積が最小の丸スポークでイイじゃんという気がしていた。
ROVALが丸スポークであるのを見て、同じ考えなのかなと思った。


リムセメントを除去するため、早速、リムセメントクリーナーを入手。



それから、チューブラータイヤのバルブエクステンダーも、今あるのは60mmリムに合わせているので長すぎる。
40mmリムに合わせて、30mm長のエクステンダーを用意した。


最初は、リムセメントの除去は、市販の接着剤剥がしを使おうかと思ったけど、中にはプラスティックを溶かすというものもあるので、カーボンホイールには、要注意だ。


VIVAのリムセメントクリーナーはカーボンホイールにも使えるので安心だ。
注意書きをよく読んで、塗っては拭き、塗っては拭きを繰り返す。


しかし、これがなかなか取れない。
セメントクリーナーが、乾くと取れなくなるので一度に広い範囲を塗らず、狭い範囲を塗っては拭きを繰り返すのがコツだ。



ようやく綺麗になったところ。
何回も拭きまくってやっとこれぐらい。


2時間かけて、ホイールの4分の1しか進まない。気が遠くなる…。
ミヤタのチューブラーテープが如何に偉大な発明か、よく分かった。


ようやく、リムセメントを除去し終わったフロントホイール。
夜しか作業出来ないので、3日かかりました…。


早速、重量を測ってみる。


581g!
(クイックなし、ブレーキローターなし)
なかなかいいじゃないか!


これから、リアホイールの掃除も残ってるけどね。

その後、リアホイールのリムセメントも綺麗に取りました。


だんだん、要領が分かって来たので、今度は2日で出来た。


リムセメントクリーナーが足りるか不安だったけど、1/4くらい残った。
キッチンペーパーは3袋くらい使ったけど。


さあ、リアホイールの重さも測ってみよう。


前後合わせて、1,274g!
(クイック、ブレーキローター無し)

おおっ、
FFWD F6Dより、約200g軽くなった!


ようやく綺麗になったので、次はホイールのメンテナンスです。



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