こんにちは、りょうです。


登山2日目。いよいよ北岳に登ります!


前日も稜線上の風は強く、前日の夜は、一時雨風が強い時もありましたが、肩の小屋のテント場は稜線の陰に隠れているおかげで、風から守られており、安心して寝られました。


心配された雨も、夜明け頃には止んで、テント場からは日の出が見られました。
遠くには富士山もクッキリ!




ちょっと短めですが、テント場での朝日のタイムプラス動画を撮って見ました。

実は夜明け前から撮影の準備してスタンバイしていたのですが、操作ミスで撮れず、夜明け後から。

早朝は北岳山頂のガスが濃く、しばらく待機。
しかし、その後は晴れてきました。

 

テントを片付けて出発の準備。

北岳の頂上もガスが取れてきました。


北岳に向けて出発!


北岳の肩の小屋の標高は3,000m。
北岳は3,193mですから、200m程の登山なのですが、これが結構キツい。


しかも、この時、風も結構吹いており、風に飛ばされないように注意しながらの登山でした。



眼下には、広河原と昨日登ってきた大樺沢が一望。
よく登って来たもんだ。


この日の午前中は展望もあり、風の強さを除けば、登山日和。


約2時間程かけて、北岳山頂に到達しましたが、山頂西側は既にガスの中。


しかし、東の大樺沢側の展望はありましたので、記念ポーズ。



頂上で大休憩した後、北岳山荘側に降りていきます。


北岳山荘の標高は2,800m程なので、400m程降りることになるのですが、これが結構な急坂。


ガスが晴れると本日の目的地の日本で三番目に高い山の間ノ岳が一望。


振り返る北岳。


ここもお花がいっぱい。


今日のテン泊場所の北岳山荘が見えて来た。





予定では、間ノ岳までの往復予定でしたが、北岳山荘到着が、13時頃だったので、まずテントを張って、昼食にする事にしました。

するとテントを張った途端に、雨が降ってきた事もあり、全員、間ノ岳登山はやめようモードに。
幸い雨は一時的だったので、後はテントでのんびり。




北岳の写生をする長女。
テントでから見た北岳。


夕食はたまにちゃんとしたご飯が食べたいと思い、北岳山荘で食べる事にしました。
メニューはカレーライス!

レトルト以外の食事は久しぶり。
お代わり自由だったので、全員お代わりしましたよ。



夕食後、テントで寝ていると、長女、次女から、次男が水場に水を汲みに行ったっきり帰ってこないと言って起こされる。


テント場のすぐ横にある水場の看板を見ていったのですが、行ったっきり帰ってこないらしい。


夕闇が迫る中、ヘッドランプも持たずに行ったので、流石にまずいと、私が捜索に出る事に。

水場はこの谷の下にあるそうだが…。


かなり下に行った所で、次男を発見!


なんと谷底の森の所まで降りたそうだが、水場は発見出来ずじまい。

このままでは遭難するか熊のオヤツになると帰ってきたそうな。


テント場からゆうに標高で100m以上下っている。
無理しなくて、良かった。

せめて水場の看板に、この先何キロとか、何分とかを描いて欲しいよね。


おまけに、テント場に戻ってきたら、すぐ近くの山小屋の横に無料の水場があったというおまけ付き。(笑)


あの水場の看板は許せん!


と次男立腹。

実は自分もその前に水場を探しに行ったんだけど、かなり降りても見つからなかったので、引き返してきたんだよね。
山小屋で水買えばいいやと思って、言ってなくてごめん。


水場が遠いと知っていたので、直ぐにヘッドランプ持って、捜索に行ったんだけど、途中で引き返して来たのは、次男の好判断。
マゴマゴしていたら、陽が落ちて漆黒の闇で帰り道も分からなくなる所だったと思う。

山ではちょっとした判断ミスで簡単に遭難する。
何はともあれ良かった。


この日は北岳山荘のテント場もいっぱい。


北岳山荘のテント場も稜線の陰にあって、稜線上はかなりの強風だったが、テント場はほとんど風は無かった。


また、トイレもチップ制であったが、最新式のバイオトイレで、匂いも虫も全く無し!
トイレは、北アルプスより良かった。


夕闇迫る北岳山荘のテント場。
遠くには甲府盆地の町の明かりが見える。




この日も残念ながら、星空は見えずじまい。
山の満天の星空はまた来年に持ち越しかな。

本日のルート。

北岳を登っただけだけど、展望も含め、かなり満足なルートだった。
天候が良ければ間ノ岳往復したかったが、ガスも出てきており、無理しなくて良かったか。


二日目の北岳登山の様子も動画に撮りました。
北岳山頂への道の様子がよく分かるとおもいます。
ご興味があれば、ご覧ください。


さあ、明日はいよいよ下山!

しかし、こちら側からの下山ルートは、
北岳のトラバース道、八本歯のコル、左股のハシゴ帯と上級者向けのルート。


とにかくみんな無事で帰ることが最優先だ。
時間はかかっても慎重に行こう。




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