こんにちは、りょうです。


南アルプスの北岳登山3日目です。
前の晩も稜線では西側からそれなりの風が吹いていたようなのですが、稜線の東側で陰になっている北岳山荘のテント場はほぼ無風で快適でした。


心配された雨は降りませんでしたが、北岳周辺は霧もしくは曇り。
残念ながら展望は望めないようです。

テントを撤収して7時30分頃、出発します。


本日のルートは、北岳のトラバース道から八本歯のコルを通って、大樺沢の左股を下るコース。


このルートは、南アルプス特有の高山植物のお花が多いエリアですが、やや上級者向けのルート。


時間は余裕がありますのでゆっくり行けば大丈夫でしょう。

まずは、北岳山荘からトラバース道への登り道。

少し歩いたらすぐ暑くなって服を脱ぎます。


しばらく登って、北岳のトラバース道に入ります。
周りには、お花がいっぱい。



しかし、道はだんだん険しくなって来ました。


やがて、鎖やハシゴが連続する難所に差し掛かります。
すぐ横は切れ落ちた崖です。
霧で見えないので高度感はありませんが、ヤバさはヒシヒシと伝わります。



これは見えない方がかえってよかったかもしれない。(笑)

トラバース道を終えると、八本歯のコルへの下り道。

霧が濃いのと、岩だらけでどこが道なのか分かりにくい所でした。

登り側からは岩のマークが見えるようですが、上からは分かりません。
慎重にルートを選んで下ります。


霧の中の八本歯のコルは、地獄の入口のよう。
谷の底に白い着物の亡者がうようよ居そうな感じ。
足下から切れ落ちる深い谷に、道ごと崩れそうな不安を感じます。



何とか難所を乗り切り、大樺沢に向かう左股への分岐に到着しました。

しかし、ここからも、急な崖にハシゴが連続する難所が続きます。



疲れた足には、丸太一本の階段は不安定で、疲れて踏み外そうものなら、大怪我は必至なので、慎重に下ります。


しばらく下ると、雲を抜けて大樺沢が見えて来ました。


登山では、怪我のほとんどは下り道で発生します。
疲れて気力や体力が無くなって、足を引っ掛けたり、滑ったり。
なので、休憩は大事。
北岳のパッドレスを横に見ながらの休憩。


大樺沢にある雪渓まで下って来ました。
この季節は、横の夏道が使えるので、アイゼンは不要です。


ひたすら、大樺沢の急斜面を下ります。
この日はずっと急斜面を下り続け膝が悲鳴をあげています。

ついに、初日に通った二股に到着。


ここから先の道は、少し緩やかな樹林帯の道になるので、ありがたい。
しかし、相変わらず、膝はガクガク…。


足を滑らせたり、つまづく回数も増えて来ました。
最後まで注意…。注意…。


北岳の山頂は雲に隠れていますが、鳳凰三山は頂上まで綺麗に見えます。


鳳凰三山の方が、この季節、晴天率は高いのかな。

川沿いまで降りてくれば、広河原ももうすぐ。



13時30分頃、登山口の広河原に到着しました!
厳しいルートながら、皆無事に帰れて良かった。


今回の二泊三日の山行は、星空こそ見逃しましたが、十分満足な旅でした。



幸い、往きに落とした携帯も見つかり、長女も安心。

今回、かなりルートを短縮しましたが、怪我なし、事故なしは無理のない行程だったからこそかもしれません。


ちょうど、広河原のインフォメーションセンターにいる時に、北岳の大樺沢で登山者が怪我したとの情報が飛び込んで来ました。


やはり、登山には危険がある事は、いつでも意識しておく必要があると思います。


しかし、山にいる時は、文明が恋しかったのに、家に帰った次の日には、もう山に登りたくなるのは、何ででしょうかね。


山登りはロードバイクとは違った魅力があります。


三日目の北岳からの下山の様子も動画に撮りましたので、貼っておきます。
北岳からのトラバース道は断崖を通る道でスリリングでした。





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