こんにちは、りょうです。


いよいよ、スーパー日本海600も折り返し地点を過ぎて、ゴールに向かいます。


復路について、Mさんとは、往きに比べて、帰りのルートは比較的上りは少ないのでは?ということを話していました。


菅平までは上りますが、菅平を下りてから軽井沢へはなだらかな上り。
碓氷峠を下りてしまえは、後は下り基調だから…。


しかし、この

なだらかな上り〜。

とか、

下り基調〜。

とかは、根拠のない希望的観測なわけで…。


そして案の定、上越市を出た後、飯山に向かう山道で、いきなり希望的観測は砕かれます。

地図上は単なる横移動程度に思っていた飯山街道は、延々と20kmの上りでした。

しかも漆黒の山道です。

見えるのは私とMさんのライトが照らすあたりだけ。
ザーッとかゴーッという、音で直ぐ近くに川がある事が分かります。

その夜は曇りということもあり、うっすらと空と山際が見える程度。

暗い山道怖い…。
Mさんと一緒でよかった。

Mさんには、

「もう峠ですかね?」
「もう下りに入りますかね?」

という質問を10回くらいしてすいませんでした!


地図で峠の入口と出口が分かれば、峠は真ん中くらいと思ったのだけど、ここは距離的に8割上って2割下るという精神的に辛いルートだった。


飯山街道を抜けると、だだっ広い川沿いの平地の中を、強い向かい風を受けて25kmを走るルート。

二人で先頭を回しても疲労困憊。
一人で走っていたら、心折れていたかもしれない。


そして遂に、スタートから383kmの通過チェックのファミマ信州須坂亀倉店に到着!


ファミマ信州須坂亀倉店には広いイートスペースがあったので、ゆっくり休憩してから出発した。


この先はいよいよ、復路のメインイベント、標高1300mの菅平への上りになります。少し寒くなってきたので、ウィンドブレーカーを着込む。


菅平への上りは、斜度は10%を超える所は少なく、また距離も飯山街道に比べれば短い。

しかし、斜度が緩んで休むところがない。とにかく淡々と二人でゆっくりと上がって到着。


菅平と言えば、ラグビーのメッカ。
私も昔ラグビーやってたので、なんか懐かしい感じです。


真夜中なので、何も見えませんが…。


菅平から下って、浅間山の裾野を軽井沢に向かうあたりで夜が明けてきた。
そして、遂に雨も降ってきました。

それまでも、ポツポツとは降っていたがここにきていよいよ本降りです。
しかし、台風の様な暴風雨ではないのは助かった。


ただ、最初は霧雨、やがてポツポツ、小雨という感じで降ってきたので、完全にレインウェアを着るタイミングを逸して、気づいたらびしょ濡れになっていた。

しかし、走っていれば暑いので、ウィンドブレーカーを着ているだけで、もうレインウェアはいいやとなってしまった。


やがて軽井沢に向かって、浅間サンラインという道に入ります。


この道も地図で見ると、浅間山のなだらかな裾野を軽井沢に向かって真っ直ぐ緩やかに上がっているように見える。


軽井沢へのアプローチは緩い上りだから大したことなさそうと思っていた…。

…が、これが全然違います!

この道…。
浅間山の裾野の峰々を一直線に横切って、上っては下りてを繰り返すという、ローディ殺しの道です。


誰だ?こんなルートを選んだのは!


やがて軽井沢を過ぎ、碓氷峠を越えて下ります。
雨は降り続けているので、下りのカーブが連続する道を慎重に下ります。
それほど車が多くないのは助かりました。


ふと見ると、カーブ毎に数字が書いてある

175⁉️


Mさん曰く、

あーそれ。カーブの数ですね。


マジですか⁈
後、175回カーブ曲がれってことですか⁈


マジでした…。峠からは全部で184のカーブがあるそうで、最後はブレーキを握る指の感覚がなくなりました…。


途中、有名なめがね橋で記念写真。
下りに入った途端、身体も冷えて来て辛い時間帯でした。

写真提供 Mさん

本人は両手でサムアップしてるつもりですが、疲れて腕が上がらず、機関車ごっこしてるように見えるのは、ご愛嬌。


凍えながら碓氷峠を下りて来ましたが、下におりるにつれて気温は上がってきて、凍えは解消。

関東平野を一路、ゴールに向かいます。しかし、相変わらずいやらしいアップダウンが続きます。

そう簡単に楽をさせてくれないのが、あおばのスーパーシリーズたる所以か…。


まだか?まだか?と思うあまり、何度かセーブオンの幻を見つつ、ようやく第3PCのセーブオン藤岡小林北店に到着。

走行距離は遂に500kmを超えた!
完走が見えてきた気がする。

相変わらず雨は降り続いている。寒くなってきたので、出発時にレインウェアを着込む。


第3PC出発後、しばらくしてだった。

いきなりペダルがロック⁉︎
動かなくなった。


ここまで来てトラブル⁈

リアディレイラーを後輪に巻き込んだかと停止して、見てみたら、先ほど、レインウェアを取り出すときに、サドルバッグに取り付けていた反射板のベルトの余った部分が垂れて、スプロケットに巻き込まれていた。


幸い、ベルトを解くことができて、復帰。何が起こるか分からない。疲れていても最後まで、注意しなくては。


この時、Mさんと先程の第3PCで一緒になったもう一人の方が、待っていてくれた。

その後は3人のグループで走る。


両膝は相変わらず痛く、踏み込まないペダリングで走る。
膝痛と疲労により、かえって力を入れずに効率よくペダリング出来ている気がする。


しかし、信号発進では遅れるし、平坦になって上がったMさんたちの巡行スピードにだんだん付いて行けなくなってきた。


先程の第3PCで貯金は2時間ほどであった。
後約100km、この先のルートは以前のブルベで走ったことがあり慣れている。
現状でも問題なく間に合いそうだ。


むしろ、無理して付いていって、膝を悪化させる方が完走が危ぶまれる気がする。

遅れてMさんたちを待たせるのも、申し訳ないので、先に行ってもらった。


しばらく一人で走っていると、すると今度は前輪のタイヤがぶよぶよする。

スローパンクチャーだ。

どうもペースが上がらなかったのは、このパンクのせいでもあったようだ。

最後になって色々とトラブルが続くが、対処可能な範囲だ。慌てることはない。


これまでの空気の抜けるスピードから考えると、携帯ポンプで空気を入れ直せば、しばらくは保つだろう。


携帯ポンプで150回ほどポンピングしたら、かなり楽に走れるようになった。


そして、第4PCのファミリーマート飯能上畑店に到着!
残り約35km。ここまでくれば、後はゴールするだけだ。


買い物をしていると、Mさんたちもやってきた。

あれ⁈ いつの間に後ろに。

どうもルートを外れてしまい、戻る間に私が追い越していたようだ。


また、休憩中、他の出走者も到着して、第4PCに5人の出走者が集まった。


ペースも休むタイミングも違う人達が、600km近く走って、同じタイミングで最後のPCに居合わせるというのも珍しい。


みんなでこれまでの苦労話に華を咲かせる。それぞれ疲労困憊しているはずだが、PCもここで終わり。
みんな笑顔だ。


ここからはゴールである稲城市の大丸公園に行くだけ。一緒に出発し、5人で走ることになった。


降り続く雨の中を5人で走る。
道行く人たちから見たら、自転車で雨に降られて可哀想と思うかもしれない。


しかし、我々はこの段階に及んで「雨に降られる」なんて些細なことは気にも留めない。既にずっと降られている。


むしろ600kmの完走を目前にして、ウキウキのパレードラン気分だった。


街中を駆け抜け、みんなで稲城市大丸公園にゴール!


遂に600kmのブルベを完走した!
感激というよりホッとした。

今年の目標は、SRを取得すること。
今回がダメなら、来月の600kmのブルベに出なくてはならなかった。


こんなの一年に一度で十分です。


ゴール地点でタイムの認定を受ける。
38時間5分で完走認定でした。

これでSR達成!
(おまけにスーパーレインランドナーも!)


同時期にゴールしたメンバーで写真を撮ってもらう。


。撮りますよ〜。

「あおば〜〜 ひどい!」

パシャ!

思わぬ掛け声に、みんなこの日一番の笑顔だった。


ゴール後、ゆっくりしたかったのだが、走るのをやめたら急に身体が冷えて来たので、関係者、一緒に走った皆さんにお別れの挨拶をし、Mさんとラインを交換してから帰る。


ゴール地点から自宅は15km程なので、自走で帰ったのだが、この帰り道が、今回のブルベで一番ヤバかった。


身体が完全に冷えてしまって、ブルブルと震えが止まらない。
また、ゴールして緊張感が解け、眠気なのか疲労からか分からないが、ぼっとしているとロードバイクで走りながら記憶が飛んだ。


意識が飛んでフラつくとかではなく、ロードバイクはしっかり真っ直ぐ走っているのだが、20〜30mくらい?(あるいはもっと)の間の記憶がスッパリと無いのである。

普通に走ってて、突然20〜30mワープした感じだ。

寝そうとかフラつくなどの前兆が分かれば、まだ意識することも出来るが、これは自分でも初めての体験で怖かった。
脳が疲労して短期記憶を処理できていない状態なのかもしれない。


600km走っても、自宅の帰り道に事故に遭っては元も子もない。
改めて気合を入れ直し、無事、帰宅することができた。


帰って、自宅の心地よさを噛みしめる。
家でご飯を食べ、寝られるという日常がこんなに幸せに感じられるのは、いいなと思う。
家族への感謝も湧いてくる。


今回、我々の前には5人が既にゴールしていた。
後でリザルトを確認したら、出走35人のうち、完走者は18人だったようだ。


天候のせいもあったと思うが、出走者のうち、約半数がDNFというのは、なかなか厳しいブルベだと思う。


今回走った人達はみな
「あおばひどい!」
が実感だろう。(笑)

しかし、それはあおばスーパーシリーズとして、既に最初から分かっている話であり、この「あおばひどい」には、

チャレンジしたぜ!

という自らを誇る気持ちも含んでいる気がする。

VCR横浜あおばには、今回のブルベを開催していただき感謝。今後とも、チャレンジャーの受け皿となるブルベを開催してほしいと思う。
(参加するとは言っていない。)


私も今回のブルベはスタートしてからも600km完走のイメージが持てなかった。
完走できるかもと思えたのは、第3PCで残り100km切ってからだ。


最初の余裕がある時に時間的な貯金を稼ぎ、その後は無理をしないでマイペースで走れたのが良かった。後半に一緒に走ってくれたMさんには感謝しかない。


また、リプライする余裕がなく、申し訳なかったが、ツイッターでいいねとか、応援してくれた方のリプは通知で見ており、元気をもらいました。ありがとうございました。

例え一緒に走っていなくても、誰かとつながることで、自分を駆り立て、走り続ける元気が出ました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。


ブルベについては、来年以降も走ると思う。

今年は完走するだけで精一杯だったので、来年はもう少し他のことも楽しめるブルベにしたいと思っています。


今年の次の目標は、大磯クリテリウムの表彰台!

頑張るぞ〜〜!

まず痩せなきゃ…。



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