こんにちは、りょうです。 


東京ワンダーレース、マスタークラス参戦記、ゴール完結編です。


ラスト2周目まで我慢する戦略だったはずが、ローリング終了直後に先頭の三人が逃げたため、一人で追いかけることを決意。


いつもであれば、まだ序盤だからと集団の中で様子見していたと思う。


しかし、3人はトレインを組んで逃げている。距離も残り9周回、約10キロ。
いつもの練習で言えば、皇居2周分の距離だ。

ここで追わなければ逃げ切られる。


とっさに判断し、集団の横から前に出ていく。


中途半端な速度では、後ろにつかれるので、スピード差をつけて振り切るつもりで踏み倒した。


走りやすい広い外周路ということもありスピードは、瞬間値では50km/h近くまで出た。


彩湖練でウドンさんやEMHの皆さんに鍛えられたスピード練習のおかげだと思う。

しかし、前の三人はもっと速い。

最初のうちは、どんどん引き離されてしまった。


しかし、まだ序盤。このスピードが最後まで続くはずはないと我慢して、ハイペースでひたすら追い続けた。


そのうち、前の三人の後ろ姿が見えてきた。
距離はだんだん詰まってきている。


追いつける!


ハイペースを維持できるのは、Mさんとのブルベ練のおかげ。
50〜60kmを休み無しでハイペースで走り続けた経験から比べれば、平坦の10kmはあっという間だ。


こちらも、もちろん苦しいが、脚はまだ行ける。心も折れていない!


後ろからするすると静かに近づいていく。

すると、ローテーションで下がってきた前3人の一人が後ろをチェックした。


私が追いついてきていることを確認すると、すかさずトレインの後ろからスパートをかけて、引き離しにかかった。


それにもう一人もついて行く。


レース慣れしている感じだ。
ペースを変化させて相手を消耗させる。


しかしその手は彩湖練で十分味わってる。

こちとら彩湖練で揺さぶられ、千切られた後でも、30km近くもぼっちで土手周回を踏み倒したんじゃい!
(´;Д;`)

だがその時、一番前を引いていた一人が、ペースアップについて行けず、トレインから千切れた。


分かる。
前を引いて次は休めると思っているところで、いきなりペースアップされるとついていけない。


彩湖練などでの揺さぶり攻撃でいつも私がやられているやつだが、図らずも私を引き離すペースアップの為に、トレインの一番前の人が割りを食った形だ。


再び逃げた二人との差が開く。
しかし、ここで焦って無理をすると後が続かない。


まだ序盤だ。きっとまた落ちて来る。ペースを乱されないように今のペースを維持して走るだけだ。


千切れた人に追いついたが、ちょうどクランクが連続するエリアに来たので、無理に抜かず、後ろについた。


少し楽ができるかと思ったが、その分、前の二人との差が開く。


後で知ったが、この方、エキップの浅田さんの師匠であり、日本ロードバイク会のレジェンド、御歳67歳の大塚和平さんであった!   


67歳でこの走り!
凄すぎる…。

※コメント欄にあるとおり、後日、この方はtajagarさんで、大塚さんではないことが判明いたしました。

訂正とともに、お詫び申し上げます。
大塚さんが4位に入っていたので、てっきり抜いたこの方が大塚さんだと思い込んでおりました。
m(_ _)m


抜きやすい所で抜こうと思っていたら、ちょうど、外周路に入るところで、

「前に行って」

のジェスチャー。
スピードの出やすい外周路で前に行かせるあたり紳士なのか。それとも前を引かせようという戦略か。

遠慮なく前に出る。

抜こうとすると、一瞬、後ろにつこうという素振りが見えた。
さすがベテランだ。


しかし、こちらも一人で追ってる身。
敵を仲間の所に引っ張っていくわけにはいかないのだ。


抜く際、後ろにつかれると厄介なので、少し横に離れた所から、一気に速度差をつけて前に出た。

我ながら少し意地悪だなと思う。

この時は相手が大塚さんとは知らなかったが、知っていたとしても同じことをしただろう。


勝負ですからね。
許して下さい。


幸い後ろにはつかれなかった。
再びペースを上げて前を追う。


前の二人は見えないが諦めない。
諦める訳にはいかない。


見えないくらいで諦めるほど、浅い気持ちじゃないんじゃ〜っ!


なぜか、今朝見たガンダムユニコーンのセリフが、私の魂の叫びとして脳内でリフレインしていた。(笑)


ペースを乱さないようにひたすら自分のペースで追った。 
相手に合わせるでなく、自分のベストのペースで追う。


最後の一周で追いつければ良いのだ。 


追いつかなければ、それまでの実力というだけだ。


しばらくすると、前を走る二人が見えてきた! 
ひょっとしたら、千切れたもう一人を待っていたのかもしれない。


だんだん二人に近づいていく。


トレインの逃げを一人で追うのは苦しいが、まだ脚は残っている。


このまま後ろにつければ、最後にもうひと勝負できると思っていた。


もう少し…。

もう少しで手が届く…。


その時だった。



ガチャ、ガチャ!


カラカラ〜ン!


⁉️


思いもしない事態が発生する…。


ここまでの展開が分かるクリテリウムのアクションカメラ映像を貼りつけておきます。


何が起こったのかの答えもこの中に。



そんな動画を18分も見ていられるか!

という方は動画の13分頃に答えがあります。(笑)


ああ〜!



落車か〜⁈




と思われたかもしれません。

が…、さにあらず。
答えはアクションカメラの取り付けボルトが振動で緩んで、カメラが外れたのでした。
(*´Д`*)


なんだとぉ〜!


もう少しで追いつくこんな時にっ!


と思うが、もう遅い。

路面の振動で締め付けが緩んだのでしょう。 
確かに手力だけで締めて、ドライバーを使ってキツくしていませんでした。
大反省です。


幸い、落下防止コードでカメラとアダプターをつないでいたので、カメラは落下しませんでした。

しかし、アダプターからぶら下がったカメラが、時折ホイールに擦れて、カラカラ〜ン!という音を立てている。


下手をするとホイールに巻き込んで、カメラもホイールも壊してしまうかもしれない。


やむなくカメラを掴んで、ハンドルとともに握った。


しばらくそれで走るが、そのせいでブレーキレバーが十分に握れない。


ちょうど、ゴール前の高速クランクに侵入した時、危うくオーバーランするところだった。(汗)


もはや動画撮影など言ってる場合ではない。レースを続行できるようにすることを優先しなければならなかった。


コードで繋がったカメラをハンドルにグルグルと巻いて、アダプターの隙間にねじ込んで固定した。


よし、これで大丈夫。


しかし、この処理に手間取ってペースが落ちている間に、前の二人は遥か先に行ってしまっていた。


ぐぁ〜!またとないチャンスを逃したか…。


再度またペースを上げるが、残り周回を考えると追いつくのは難しそうだ。



後はうしろの集団から逃げる為にも、諦めずに最後まで踏み続けた。
そしてついにゴール!

逃げ切って3位入賞!


u.D.n Racing に入って、やっとこのジャージを表彰台に立たせることができました!


いや〜。よかった。

この歳まで、個人競技で表彰台に乗ったのは初めてなので、素直に嬉しい!
それに、今回は自分なりに出し切ることができ、それが結果につながったので、歓びもひとしおです。


賞品はこれをもらいましたよ。




今回のクリテリウムでは運よく表彰台に立てましたが、これまでの練習の成果がいろいろな場面で活かされたように思う。


一緒に練習してくれた方々、励ましてくれた方々には感謝しかありません。


元々はダイエット目的で始めた自転車ですが、50歳過ぎても身体を目一杯使った競技ができるというのは、幸せだと思う。
  


今回一緒に走った大塚さんは実に67歳!

  
自分もそれぐらいの歳になっても元気に乗り回している親父になりたい。
  


これまでご一緒させていただいた方々、これからご一緒するだろう方々とも、引き続き、ロードバイクの楽しさを分かち合わせていただきたいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


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