こんにちは、りょうです。


2月4日(日)、久々にMさんとのライドに行ってきました。


その前の週に雪が降ったこともあり、山方面は無理そうだということで、三浦半島一周ライドに行くことになりました。

今回はこんなルートでした。

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当日は朝4時に集合です。

Mさんとのライドは、どこに行くにしても自走なので朝が早いのです。


集合場所に向かう途中、リアホイールからチリンチリンとスポークに何か触れてる音がします。

どうも、チェーンをフロントインナーにした時に鳴ってるようだ。

リアディレイラーがスポークに接触してるかもしれないので、集合場所でチェック。

見たところ、インナーローにしてもギリギリ触れてはいないのですが、ディレイラーが心持ち内側に傾いてる気がしたので、少し修正すると共に、念の為、取り付けボルトを締め増します。


これでリアからの音鳴りは一旦治まりました。

よかった。

一方、Mさんは、昨晩寝たのが深夜1時だそうで、それなのに、朝4時にここにいるとは…。


相変わらずタフですね。


早速、出発です。
行きのルートは、環八から国道246号線、467号線とつないで、藤沢方面に向かいます。


国道246号線は、直線的に走っているので近道ではありますが、アップダウンが多い道です。


もちろん幹線道路なので、斜度は10%はいきませんが、それでも延々と尾根幹のスケールを大きくしたような道が続きます。


今回、フロントのチェーンリングは53×39、リアスプロケットは11T-23Tという、ど平坦仕様で来ました。


先日のブルベで12T-28Tのスプロケットが削れてお釈迦になってることが分かったのですが、何をとち狂ったか、平坦クリテリウム用にと、11T-23Tのスプロケットを代わりに買ってしまったのです。


せめて、リアは他に持ってる12T-25Tに換えればよかったのですが…。


まあ、これでどこまでいけるか試したかったということもあります。


Mさんとは、ローテーションしながら、走ります。

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巡航速度は、当日ほぼ無風ということもあり、平坦なら38km/h前後ぐらい…。


いつもながら速い!


さすが、Mさん超特急です。

しかし、常に後ろを気にしてるので、こちらのペースが落ちれば下げてくれるし、追いついてくれば上げるという、変幻自在です。

いやー、さすだ。

しかし、こう言うと聞こえはいいですが、要するに、常に持続できるギリギリのペースを要求されるという、これはこれでキツいです。(笑)


しかし、こんなライドができるライド仲間は貴重!


こんなストイックなライドが好きな人は、他で一緒に走ったのはTAQMIさんぐらいかな。


私の場合、Mさんとのライドは、ブルベ練習と位置づけております。
( *˙ω˙*)و グッ!


しかし、今回は平坦仕様のお陰もあって、平坦から2、3%位の坂はすこぶる走りやすい。

脚にあったギア比がピタッとある感じで調子良く走れました。


これなら、Mさんにもついていけるぜ!


と嬉しい発見がある一方、5%を超える坂になると、あっという間にインナーローを使い切り、やはりキツい。


ただ、短い坂ならフロントインナーの39Tは、ダンシングのかかりが良いので、調子よくクリアできる。


おっ、なんかこれでもいけるじゃん!


という手応えを感じる。

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江ノ島近くまで来て、漸く空が白んで来ました。

6時30分頃、江ノ島に到着。

片瀬橋で一緒の記念写真を撮ろうと、通りがかりの早朝お散歩中のおばあちゃんにお願いしました。

私で良ければいいですよ〜。
えっと、これかね。

パシャッ!
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えっ?
もう撮ったんですか?
おばあちゃん、その持ち方は、レンズに指がかかっちゃってます…。

よう分からんが、こうかい?

パシャッ!
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ちょっ、おばあちゃん、ここの指をこうしてですね、レンズに指がかからないように…。


それじゃ、撮るよ〜。


あっ、はい。(そそくさと戻る。)

パシャッ。
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早朝のお散歩中、ご協力頂き、ありがとうございました〜!

ちょっと、せっかちだけど、気のいいおばあちゃんで良かった。

おばあちゃんにお礼をいって、先に進みます。


休日の江ノ島、鎌倉間の国道134号線は、いつも車で混んでいますが、早朝はがら空き。

明けゆく空の海岸線を気持ちよく走れました。

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丁度タイミング良く、鎌倉高校前で江ノ電も走ってきた。

鎌倉の由比ヶ浜の先の坂道をダンシングでクリアして、逗子海岸に下っていくと、湾の反対側に朝焼けが綺麗に見えた。

今日は気持ちの良い日になりそうだ。

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この前のブルベと同じ逗子渚橋のコンビニで休憩、補給する。

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現在、7時前だが、ようやく陽も出てきて寒さが緩む。
気温はまだマイナスですけどね。(笑)

ここからは、左回りで三浦半島を一周していきます。


この辺りは色々とよってみたいお店はあるが、目もくれずに走り込む。

アップダウンを巡航速度を上げてクリアしていくと、リズムが乗ってきて楽しい。

気づけばあっという間に武山ロータリーを通過して、三崎口に向かっての坂に突入していく。


このあたりにある関口牧場の美味しいソフトクリームが好きなので、寄りたいなと思うが、そもそもこんな時間(8時前)に開いてない。(笑)


三崎口駅前後の長い上りは、やはりダンシングだけでは乗り越えられずに遅れるが、気合で付いていく。


城ヶ島には寄らず、風車がある宮川公園に目もくれず、剣崎方面に。

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朝日が海面に反射してキラキラと輝く気持ちいい景色の中を、

ハアハアと喘ぎながら走り抜けていく。

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そんなライドがあってもいいじゃないか!


と、Mさんが背中で語っていた…。

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実は僕も嫌いじゃありません。(・∀・)


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三浦半島の東側に出ると、向かい風が強くなった。

三浦海岸から野比海岸と吹きさらしの中を、下ハン握ってエアロポジションで踏み込む。

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海の向こうには千葉が見えるぜ。

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そして、観音崎に到着。
ここでちょっと休憩。

凄い風強いな。

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って、これは風の影響で変形した木でした。

ここは観音崎の多々良浜。
海がエメラルドグリーンで綺麗だった。

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ん?
何かある。

なんだこれは?
謎の足跡がある。

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なにか看板に書いてあるのだが、日焼けで文字が消えていて読めない。


これは昔の恐竜の足跡の化石ではないか?!

と思ったが、後で調べたら、これは初代ゴジラが観音崎に上陸したことを記念して作られた1/10の足跡だった。(笑)

1958年当時の多々良浜には、こんなゴジラの滑り台があったらしい…。

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横須賀は実家の地元なんだけど、初代ゴジラの上陸地点が観音崎とは知らなかった。(笑)

観音崎を出発して、横須賀方面に向かいます。

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Mさんが、横須賀、いや日本が誇る戦艦三笠がある三笠公園に行ったことないというので、案内しました。

戦艦三笠!どーん!

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戦艦三笠はイギリスで作られた戦艦ですが、日露戦争の時の連合艦隊の旗艦として、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を壊滅する大活躍をした艦で、世界三大記念艦の一つと言われています。

隣の銅像は、当時の連合艦隊司令長官の東郷平八郎さんです。

司馬遼太郎の坂の上の雲でも有名ですね。

この日本海海戦の勝利の意味は、単に日本の勝利のみならす、当時、植民地下に置かれていたアジア地域に大きな影響を及ぼしました。


例えば、日本海海戦直後にスエズ運河を通った中国の孫文は、エジプト人の様子をこう書いています。

「沢山のアラビア人が、私が黄色人種であるのを見て、非常に喜んだ様子で、私に「お前は日本人か」と聞く。私は「中国人だ。何かがあったのか」と聞くと、非常に嬉しいニュースを得た。なんでも日本がロシアのヨーロッパから派遣した艦隊を全滅させたらしい。今までわれわれ有色人種は西洋民族の圧迫を受け苦痛を舐め、浮かぶ瀬がなかった。日本が戦争に勝ったのだから、我々も同様に勝たねばならない。これを歓喜しなければならないではないか。」

そして、孫文は日露戦争の日本の勝利をこう評価しています。

「これはアジア人の欧州人に対する最初の勝利であった。この日本の勝利は全アジアに影響を及ぼし、全アジア民族は非常に歓喜し、極めて大きな希望を抱くに至った。」

また、ビルマの初代首相となったバー・モウは、こう言っています。

「最初のアジアの目覚めは日本のロシアに対する勝利から始まり、この勝利がアジア人の意識の底流に与えた影響は決して消える事はなかった。……それは全ての虐げられた民衆に、新しい夢を与える歴史的な夜明けだったのである。」


日本海海戦の意義は、まさに白人主導の近代帝国主義から脱却する世界史的な転換点だったというのは、決して大げさではないのです。


日本海海戦については、もっと世界史的な視点で評価されるべきだと思うんですよね!


そして、西欧帝国主義崩壊の始まりが、日本海海戦であるなら、その長い歴史の終焉は、第二次世界大戦のシンガポール陥落であることは、かのフランスのド・ゴール将軍が言うところでありまして、英国首相のチャーチルには「英国軍の歴史上最悪の惨事」と言わしめ、白人至上主義のナチスドイツのヒトラーに至っては、当時日本の同盟国であったにもかかわらず、英軍に援軍を送りたいくらいだと言うぐらいの衝撃を世界に与えるなど…、


あっ、すいません。
これロードバイクのブログでしたね….。


ということで、三笠の前で記念写真を取りましたよ。

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ここでも、iPhoneを地面において、セルフタイマーで撮ろうとして四苦八苦していた私たちを見かねて、親切なおじいさんが撮ってくれました。

ありがとうございました!

三笠公園を後にして、再び走り始めます。

田浦あたりのコンビニで補給。
ちょうど外で休憩する場所が陽向になっていて、ポカポカと暖かい。

Mさん、曰く。

休んでると眠くなる。


私もブルベの時、眠くなることがありますけど、敢えて強度を上げて走ると、眠気が吹き飛びますよ。

と言った後で、「しまった!」と思う。

もう、十分強度高いです。
<(_ _*)>

その後は、いつもの海沿いではなく、六浦で朝比奈方面に左折して山沿いを走って横浜に向かいます。

地元民としては、ルート見ただけで、キツそうと分かってしまう。(笑)

案の定、上郷から港南台への長い上りは、やはりインナーローの39-23Tのギア構成では厳しかった。


風張林道なんて行ったら、こんなのでは上がれる気がしない。
スプロケット、山用を買わなきゃダメかな…。


その後、横浜からはブルベでもよく使う国道1号線を通って、無事、東京まで帰りました。


解散地点の甲州街道の大原には、午後1時過ぎに到着。

約9時間での超高速三浦半島一周となりました。(当者比)

Mさん、一緒につきあって頂き、ありがとうございました!


本日のライドは、
総走行距離  187.5km
獲得標高    2,182m

でした。


13時30分頃に帰宅。

そう言えば、今日は子どもの剣道の試合だったなということで、その後、途中からですが、応援に行きました。


早く帰ると、休日の二毛作的活用ができるのです。


疲れるけど。(笑)



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