こんにちは、りょうです。


無事、みんなで千葉の山を抜けて、市原手前のコンビニに滑り込んだ。


幸い私はまだ元気だった。
ここまで200km以上走って、残り100km程度。
ブルベで言えば、完走が見えてくる距離だ。


時刻は15時30分頃になっていた。
コンビニで休みながら、家にLINEで帰宅予想時間の連絡を入れる。


3年もロードバイクで走ってると、経験則でコースと距離からどれぐらいの時間がかかりそうか、大体分かるようになってきた。


基本は100kmあたり休憩入れて6時間くらいで、そこからその日のペースやコースプロフィール、休憩の長さや頻度で足し引きする感じ。


今回は、ペースは速いが、この先は街中に入るので信号峠が酷くなる。
都心を走ると大体1時間で15kmが精々だ。

それを考えると、足し引きゼロで6時間くらいか。まあ、余裕を持って22時までには家に着けるだろうと思い、家には、

「22時までには帰れると思う。」

と連絡する。

今日は珍しく、Mさんも午前縛りとかではないし、帰りは遅くなりそうと言ってので、時間的余裕がありそうだ。


しかし、念のため後ろの時間があるのか、Mさんに聞いてみる。

今日は後ろの時間はあるんですか?


Mさん

今日は…○9時半までに帰らないといけません。


りょう
残り100km程度なので、9時半までなら大丈夫ですね。
(Mさんも私の見立てと大体同じなのだな。)


人間は人の話を聞く時、耳で聴く音情報だけでなく、話の流れや自分の知識で、脳が音を補完しながら、聞き取るらしい。
私の脳には、(午後)9時半と聞こえた…。


Mさん
いや、19時半です。
お店に寄らなければならない用事がありまして。


りょう
えっ、19時半⁈


確かに以前のブルベで100kmを3時間半で走ったことはある。
しかし、車も信号も少ない真夜中の郊外のルートで条件が全く違う…。


果たして、都心を抜けて100kmを4時間で帰れるのだろうか?


ここまで、Mさんは相変わらず元気だ。
コンビニとかで見ていると、我々と比べて、それほどたくさん食べているようには見えないのだが、どこからこの元気出てくるのだろうかと、Uさんと不思議がる。

しかし、Mさんの真骨頂はむしろここからだった。

コンビニを出た後、東京湾沿の16号線に出るまでは、車や信号が少ない平坦な道だ。
追い風であることも相まって、常時40〜45kmの鬼引きだ。

Uさんもコンビニの補給で調子を取り戻し、これに加わる。

3人でローテーションしながら高速巡航を楽しんだ。

国道16号線、そして357号線に入って、車は増えたが路肩が広く走りやすいので、相変わらずのペースだ。

私もここまでの走りで体重が軽くなってるせいか、自分でも驚くくらい脚が調子よく回った。

しかし、急に信号のスタートダッシュで、MさんやUさんに付いていけなくなってきた。ここで自分の身体の異変に気付く。
心肺的な疲れというより、急に力が入らなくなってきたのだ。


そういえば、先のコンビニの段階ではボトルの水もまだ2/3以上あったので、補給しなかったのだが、もうほとんどない。

お腹もすいてなかったので、補給もシリアルバーをかじったぐらいだった。

これはハンガーノックだと気付いた時は遅かった。

そういえば、高校の時もラグビー部の合宿練習で酷いハンガーノックになったが、あの時もハンガーノックになる直前は周りがヘロヘロになってる中で、自分だけ凄い動けて、「俺すげーっ!」と思ったのを思い出した。


今回もここまではやたら調子良かったのだ。
ロードバイクでハンガーノックになるのはいつ以来だろうか。


どうもこれまでの経験からすると、

ハンガーノックになる直前は、尽きるロウソクが最後の瞬間輝くように、身体が凄い調子よくなる!

きっと身体が最後のエネルギーを放出するんだと思う。

ご飯食べてないのになぜか調子良い。
そんな時は皆さんも気を付けてほしい。

何度もいいますが、
「ライドの補給はお腹が空いてからでは遅い。」
のです。


ペースを落としてもらってなんとか追いつく。
ちょうど、道も渋滞になってきたので、助かった。

50kmほど走ったところで、千葉あたりのコンビニに入ってもらった。
おにぎりやパンなど、きちんとした食事をとる。この頃には本当に身体が動かなくなっていたので、ギリギリのタイミングだった。


チキンと食事をしたといっても、休憩時間は20分くらいだったと思うが、それまで動かなかった身体が、食事をした途端に力が出てきたから不思議だ。
人間の消化吸収力って凄いと思った。


とにかく、元気は戻ったので、また走り出す。

IMG_7842

船橋あたりでUさんとは、お別れ。

Uさん、今日はありがとうございました!
さすがブルベマスターはロングでも速かった。


その後、甲州街道の大原に向かって、Mさんと2人でやはりローテーションしながら、都心を駆け抜ける。


幸い、幕張あたりは渋滞したが、それ以外ではそれほどでも無かった。
目標の19時30分は無理だったが、20時頃に大原に到着した。


Mさんありがとうございました!
いや〜、Mさんのパワーと持久力は凄いです。


ハンガーノックにはなったが、食事に観光にと今回のライドは楽しかったです。

私も今回は出し切って満足。

Mさんと別れた後は、緊張の糸が切れたようにトボトボと家に帰った。

家の玄関を開けると、嫁さんが、

あら、随分と早いわね。
とびっくりしていた。

そういえば、帰宅時間の訂正をしていなかった。


風呂に入って、布団に潜り込む。
ライドで楽しみ、帰って普段の日常生活の幸せを味わう。

この1日に2度幸せを感じられるって感覚が好き。

やっぱり、ロードバイクはいいなぁと布団の中で思うのであった。




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