こんにちは、りょうです。

次の第4PCの宇都宮森林公園への道を1人で走る。
陽は落ちて、周りは、いよいよどんどん暗くなっていく。

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ああ、このまま夜も単独走行になるのか。

と、不安になりながら、とぼとぼと走っていたその時であった。

突然、ロードバイクのトレインが後から来たかと思ったら、

りょうさん!この列車に乗りませんか?

と声をかけて貰った。

何と、先程のPCで一緒にいたUさんを先頭として、お仲間のTさん、Kさん、Iさんのトレインであった。

おお〜っ!
なんというタイミング!

これ以上望むべきものがあるだろうか。広がるブルベの輪に助けられる。

1人で不安だったので、これに乗らない理由はない。

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あまりに嬉しくて、後ろからスマフォでこの写真を撮ったが、その際、スマフォを落としてしまい(幸い無事だった)、拾ってる間に100~200m以上離されてしまった。(汗)

またとない出会いを逃してしまう!

ブルベでこの時ほど必死に追ったことは無かったww

追い付いてトレインに乗ると、これまでの巡航スピードが一気に上がる。
Uさん、Tさんの鬼引きで、付いて行くだけで精一杯だ。

しかし、千切れれば、夜の山道の一人走りとなる為、とにかく食いついた。

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そして、第4PCのセブンイレブン宇都宮森林公園入口店(293.2km地点)、第5PCのファミリーマート矢坂北店(327.5km地点)に相次いで到着する。

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いや〜速かった。
Uさん、Tさんには、大感謝である。

ここまで来れば、今日泊まる予定の西那須野駅周辺までは、あと10km程度。

お陰で寝られる時間も稼げた。

Tさんは矢坂市のホテルを予約しているので、ここでお別れだ。
残りのメンバーは西那須野駅前まで行ってそれぞれの宿泊場所に向かう。

Uさん、Kさんはホテルを予約していたようだが、私はホテルの予約をしていない。

私は前と同じように駅近くの漫画喫茶に行くつもりだった。

Iさんも泊まる場所を決めてないという事で、一緒に行く事になった。

今回選んだ場所は、西那須野駅近くの総合カフェ、リラックス那須塩原店。

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写真はHPから

漫画喫茶は24時間営業なので、大体いつ行ってもOKだ。
問題は、ロードバイクの置き場所だが、前回と同じように、お店の人にお願いして、ロードバイクを店内に置かせてもらった。

泊まる場所は今回も床上げ部屋を借りる。
一人スペースなので少し狭いが、寝るには十分だ。

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到着は深夜0時過ぎ。
ここまで340kmほど走ったので、翌朝4時頃に出発すれば、十分間に合う計算だ。

床はフカフカのマットなので、布団が無くてもそのまま寝られる。
ブランケットの貸出があるので、借りて毛布代わりにしたので快適だった。

例によって扉はないが、廊下とスペースを仕切る目隠しの引戸があり、落ち着く。

天井はオフィスの仕切りのように開放してるので、真っ暗にはならないが、この時間は店内も照明を暗くしてるので、寝るのに問題ない。

Iさんは、施設備え付けのシャワーにも入ったらしい。

この漫画喫茶には、他にも何人かブルベの参加者が泊まっていた。

翌朝は、3時過ぎに目が覚める。
3時間弱寝た。十分だ。

Iさんもほぼ同時に起きたので、少し早めに出発する事にした。

漫画喫茶では、綺麗なシーツやガウンはないが、約4時間ほど居て、2000円弱なので、コスパはいいだろう。

これに飲み物飲み放題とマンガ読み放題がつく。
漫画なんて読んでる体力はないが。(笑)


朝4時前であるが、空は既に白んでいる。走りだしは寒く感じる。

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ここから塩原、尾頭峠に向けて上っていく。
朝日も上ってきて暖かくなってきた。

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走り出してみると、私もIさんも全然ペースが上がらない。上り基調というのもあるが、脚に力が入らないのだ。

それもそのはず、2人とも朝ごはんを食べていなかった。


山に入る前に食べないと危ないと思い、コンビニを見つけて2人でガッツリ食べる。

尾頭峠への道は、10%を超えるような斜度はあまり無い。

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塩原を過ぎると徐々に高度を上げ、尾頭峠に到着した。

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尾頭峠のトンネルは、2700mもある。
路肩もそれほど広くないが、車通りは少ないので危険な感じはしない。

ロードバイクでこんな長いトンネルを抜けたのは初めてだ。

トンネルを抜けると、霧の世界だった。
トンネル入口ではカンカン晴れだったのでビックリ。

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幸い雨は降っておらず、ここを下りれば、フォトコントロールの通過チェック、上三依塩原温泉口駅(372.1km地点)だ。

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証拠として、ブルベカード、ロードバイク、駅名を一緒に入れた写真を撮る。

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しかし、ある意味予想していたことだが、ここは無人駅で周りには何も無い。
飲み物の自販機が駅構内にあるだけだ。


結局、補給できるPCは、前の矢坂北からは、幾つもの峠を越えて次の通過チェックのローソン日光東照宮前店しかない。

この間、約100kmは、コンビニも無い山中の区間が多く、補給のタイミング間違うと厳しい。

塩原に上がる前に、休憩してガッツリ食べておいたのは、正解だった。

その後は、鬼怒川沿いの渓谷をIさんとローテーションしながら走る。

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日光に近づくに連れて晴れてきた。

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やがて人家も現れてきて、いよいよ日光が近い。
先には男体山も見えてきた。
やがて、日光に向けてまた上っていく。

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日光の神橋まで来ると、観光客もいっぱいだ。
以前、輪行で来た時は結構電車に乗った覚えがあり、自分の脚だけで来たと思うと感慨深い。

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神橋から、通過チェックのローソン日光東照宮前店(423.8km地点)まではすぐだ。
神橋から少し坂を上った先にある。

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神橋をIさんと一緒に出発し、ローソンに到着して、Iさんを待つが、なかなか現れない。

神橋からそんなに長い距離じゃないし、途中、何かトラブルでもあったかな?
と引き返そうかと思ったところで、Iさんも上って来たが、かなり苦しそうだ。


坂が全く上がれなくなった。

と言う。

そして、Iさんは、ここでDNFを決断することとなる。


ハンガーノックと思われたが、それだけでなく、しゃっくりが止まらず、食べ物も全く受けつけない状態だという。

ブルベにおいて、食べられなくなるというのは致命的だ。休んだから何とかなりそうなレベルでは無いようだ。


Iさんは、600kmは初挑戦だと言っていた。1時間の差を序盤で追い付いた程の豪脚のIさんでも、やはり600は別物なのか。


400km以上走り、残りは200kmを切っている。ここまで一緒に走って来たが、ここでDNFとは残念…。
心中お察しします。


だが、この先は、再び山中のルートとなり、DNFの時の離脱は難しくなる。

日光なら東武日光線での輪行ですぐ帰れるので、いい頃合との判断だ。

残念ながら、ここでIさんとはお別れすることになってしまった。

Iさん、またブルベでご一緒しましょう!


日光で、Iさんと別れ、再び1人で走り出す。ゴールまで残り、176kmだ。


次回、ゴール編。

再び襲う灼熱地獄。
我々は、なんのためにブルベを走るのか…。



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