こんにちは、りょうです。


先日、夜練を走っていて、久しぶりにタクシーに怒りが湧きました。

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写真は記事と関係ありません。

信号発進から走り出した時、三車線くらある広い道にも関わらず、ロードバイクとの間の距離を取らずに、すぐ横を追い抜かれました。

それだけでもビックリするのに、追い抜いた直後に、今度は客を拾うために進路を塞ぐように左によって停止。


久々に、
ふざけんなこの野郎!
と声が出てしまいしたね。


まあ、その前に前方で客が道路に出でタクシーを拾う動作をしているのが見えたので、嫌な予感がして備えていて事なきを得ましたが、こういう周りを見ない(思いやらない)運転は腹立たしいものです。


このように書くと、

まったく酷いタクシーだ。

と、ローディの皆さんは同意してくれると思いますが、

一方で、私も周りを思いやった走りをしていただろうかと思うんです。


今回のタクシーの時は、片側3車線ぐらいある広い道で、タクシーが信号が赤で止まっていたので、私は左側から前に出たんですよね。


私、交差点で車の横に止まる時は、左折で巻き込まれ防止の為に、車からよく見えるよう、前まで出てから止まっています。


その時は、交差点のすぐ先に車が駐車しており、信号が青になった後、その駐車している車を右から抜いて走りました。


その直後、タクシーにすぐ横を追い抜かれ、目の前で客を拾うために停止されたのでした。

タクシーからすれば、交差点の先に駐車している車がいたので、信号が青になった途端、右車線の車より速く加速して、駐車している車を追い抜き、その先の客を拾いたかったのかも知れません。


ところが、前にロードバイクに出られた為に、駐車している車を抜くのに手間取ったので、駐車している車を抜いた直後に加速して客を拾った。

とまあ、こういう流れでしょうか。


対処法としては、信号が青になったら先にタクシーを行かせてから、前の駐車している車を抜けば良かったのかも知れません。

実際に、今回と同じような時に、横の車が早く前に出たそうなケースでは、譲って先に行かせることはよくあります。
あるいは後ろで待つことも。

今回は3車線あるし、どうせすぐ先に車が止まってるしこっちが前に出てもいいよねという感じで、先に行ったんですよね。


事故やトラブルって、こういう互いにちょっとした譲り合いの無い運転が積み上がった結果として、起こることが多いような気がしてます。


言いたいのは、一般的な事故やトラブルの責任とか、原因と言われるまでには至らないけれども、そこに至るまでの流れというものがあるんじゃないかなということです。


ロードバイクと自動車の間のだけでなく、自転車同士でもそうでしょう。


先日、とある話題のリカンベントとロードバイクのトラブル動画を見ました。


告発者のリカンベントを信号発進の時に、横に車がいるにも関わらず、女の子のロードバイクが割り込んで無理に抜いて危ないというものでした。


確かにそのような事をするのは、危険だと非難されるべきでしょう。


動画を見ると女の子はトレインの最後尾でした。
トレインにつきたいけど、巡航ではトレインから千切れ、リカンベントに抜かれてしまいます。

リカンベントは巡航速度は速いですが、発進加速は遅いです。

信号で止まってる時に女の子のロードバイクが前にでてトレインにつき、やがて巡航の時に千切れてリカンベントに抜かれるという事を何回か繰り返した後、リカンベントは、信号で止まってるトレインの後にピッタリつけます。

そうなると、女の子は止まってる時も、トレインの後につけず、リカンベントの後に止まらざるをえません。


リカンベントは加速が遅くても巡航で追いつけるが、女の子はトレインにつけず、発進時にも遅れ、自分だけがトレインから遥かに千切れてしまうという危機感で、発進時に前に出たと思われます。

リカンベントの人は自分のペースで走ってるだけであり、悪いとは言いませんが、結果として、そういう流れを呼び込んでしまったとは言えるでしょう。


抜いたり抜かれたりを繰り返すのが嫌なら、トレインと距離を置くか、むしろ巡航時にトレインごと抜いて先に行ってしまえばよかったのかもしれません。



結局、思いやり運転って、単に他人に対するマナーというだけではなく、巡り回って、自分を事故、トラブルから守る為の運転術なんだとおもいます。


だから自分を守る為にも、思いやり運転って大事だと思うんですよね。


まあ、私もいつも出来てる訳では無いので、偉そうな事は言えないのですが、最近、ふとそんな事を思ったのでした。




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