こんにちは、りょうです。

どうも年始から風邪の症状が完全に治らず、更新も滞っており申し訳ありませんでした。

さて、1月3日の伊豆ライド、駐車場で挨拶を済ませていよいよ出発です。

先頭からyakiそばパンさん、ままさん、かえんさん、Nさん、けいたさん、私、のぼうさん、コーラさんの順で熱海のかんぽの宿を出発。

さすが激坂の街熱海。
駐車場を出る所からいきなり10%を超える激坂である。この先が思いやられる。

しばらくは、上ったり下ったりを繰り返すが、とにかく平坦の場所がない。

先頭のyakiそばパンさんも後を気遣ってあまり飛ばさずに上ってくれている。

しかし、yakiさんの上りは、坂が長かろうが、斜度が上がろうが、ペースが変わらない。

やっぱyakiさんはクライマーだわ…。

徐々に間が開いていく。

前を行くままさん、かえんさん、Nさんは、yakiさんの後にピッタリつけている。

ままさんたちも、はえぇ〜。
(|| ゚Д゚)ハヤイ…


やばい…。

今日は女子がいるからゆるポタできると思っていたが、とんだ勘違いであった。


そして、ままさん、かえんさん、Nさんに煽られるように、yakiそばパンさんのペースが上がっていく…。


ライド開始早々から、千切られかけている私であった。

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やがて、道は長くて急な坂を降りていく。

コーラさん、
ここは後でまた上り返しますから。

?!

本来、下りは楽しいものなのだが、そう言われると、下って行くにつれて不安が増す。

前にもあったような?

そうだ、ブルベの海野宿400での軽井沢からの「絶望の下り」で味わった気分と同じであった。


今日のコースは、PEAKSのコース(一部)。
とにかく、獲得標高を稼ぐ為に上ったり下ったりを繰り返す激坂サーキットなのだ。

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一旦、海抜ゼロメートルまで下りて、再び上っていく。

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キツいけれども、時折見える伊豆の景色は素晴らしかった。
しかも、風はほとんど吹いていない。

コーラさんによれば、冬の西伊豆は強風地帯だが、熱海あたりの東伊豆は風は吹かないらしい。

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このコースは、斜度があって長い坂が続く。
普段のライドであれば、激坂区間と言われるような、スペシャルステージが、延々と続くのだ。 

上がれなくはないが、ボディブローのように効いてくる。


伊豆スカイラインの亀石峠を越えて、宇佐美方面に下って、最初の休憩地のコンビニに到着。

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熱海かんぽの宿を出発して、まだ25kmしか走っていないのだが、高強度で100km以上、走ったような疲労感である。


そして、私やのぼうさん、けいたさんのブルベ組は、早速、パン屋やらおにぎりの補給食をガッツリ食べ始める。
ままさん、かえんさん、Nさんも、補給する。

しかし、yakiさんや、コーラさんは、あまりというか、ほとんど食べていない。

我々ブルベ組の信条は、

食べられる時に食べる。

これはもう身体に染み付いた習慣である。
奇しくも、クライマーの方々との対比が明確に出て面白かった。

休憩した後は、再び亀石峠への上り返しだ。

のぼうさんの新車のディスクロードは、エンデューロではなく、レースジオメトリーだそうだ。

のぼうさん自身はロングライド系だけど、レースジオメトリーの方がサドルとハンドルの落差が出るので、こちらを選んだとのこと。

踏み込んだ時の反応が良く、よく進んで楽しい!

と、カッ飛んで行く。

私もレースジオメトリーのロードバイクだけど、レース車はロングでも楽というのは同感だ。

楽に早く進むのであれば、レースでもロングでもいいバイクだ。

固いか柔らかいかというのはあるが、柔らかさは、ハンドルやホイールでも調整できる。


1番の違いは、乗った時のポジションだろう。
エンデューロ系はアップライトな乗車姿勢で乗り始めは楽だと思うが、レース系でもコラムでハンドル高さは調整できるし、そのうち体幹も出来てきて、レースジオメトリーの前傾姿勢でも、ロングライドも全然行けるようになる。

むしろ、慣れてきてハンドルを低くしたくなった時にできるのはレース系フレームのメリット。

ただし、こうした感想も、ライドスタイルによって違ってくるのは当たり前だ。

快適性を追求すれば、断然クロモリだろう。中には、コーラさんみたいにクロモリ大好きで、ヒルクライムも好きという、レアな性癖な方もいらっしゃる。

そのコーラさんは、yakiさん達ととっくに先に行ってしまった。

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私と同様、けいたさんも重量級なので、斜度が上がると途端にキツくなる。
しかもけいたさんは、昨日から連チャンのライドだ。

しかし、流石はランドナー。
どんなにキツくても必ず上がってくるのだ。

海野宿400でも往路の碓氷峠の手前から脚が攣ったと言っていたのに、最後まで完走してしまうタフネスさは、ここでも健在であった。

亀石峠でyakiさん、コーラさん、ままさん、かえんさん、Nさんを待たせてしまったが、合流。

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既にかなり疲れてきた。もうどれぐらい走ったであろうとおもったら、まだ30数kmしか走ってない…。

普段のライドであれば、10km~20kmなんてあっという間だが、このコースでは遠く感じる。

亀石峠を出た後はしばらく中伊豆の伊豆の国市に下って行く。おかげで少し脚が復活したか。

そして今度は山伏峠を上って、網代までまた下る。

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ヒーヒー言いながら、やっと上ったと思ったら、またあの海面まで下っていくのだ。

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レースをやってると、

そんな高強度で同じところクルクル走っても面白くないじゃない。

と言われることがある。

レースの楽しさであれば、色々語れるが、激坂サーキットの楽しさは、まだ語れない…。

もちろん、激坂ライドがつまらないとか嫌いという訳ではない。

ただそれは、練習や鍛錬的な楽しさという要素が大部分で坂を上がること自体の楽しさを感じる所までは、まだいっていないという事なのだ。


しかし、他のみんなを見てると、楽しさはあることは分かる。
もう少し楽に、スルスルと上ることが出来たなら、のぼうさんのように、

なんか気持ちいいじゃん!

と感じるだろうことは分かるのだ。


坂を上るという事の爽快感、達成感と感じるキツさのバランスなんだろうと思う。

しかし、私がその領域に達するまでには、もう少し修行が必要そうである…。



次回、ようやく昼食にありつくメンバー。
コーラさんおすすめ、海の街で食べる鳥専門店は美味かった。





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