こんにちは、りょうです。
久々のブログ更新ですが、少し昔話から。
去年の10月のとある休み。
自宅の中で仰向けに寝っ転がってると、次女から、
「パパ、アザラシみたーい!」
と言われた。
まぁ、寝てる姿がアザラシか?
とおもったら、
「おお〜、ここポヨンポヨンしてる!」
と私のお腹を擦りながらポヨンポヨンしてくるのだ。
改めて見たら、仰向けになって、普通は引っ込むはずのお腹は、力を入れていないにも関わらず、膨らんだ風船のように次女に叩かれて、ポヨンポヨンしていた…。
確かにその頃は、風邪で全然走ってないし、食欲も旺盛で食いまくっていたので、体重は83~4kgは行っていたかも知れない。
このままでは、まずいっ!
わが子にお腹をポヨンポヨンされて、やっと気がついた。
幸い風邪も良くなりつつあるので、ロードバイクで夜練に行く機会を増やすとともに、モチベーション作りの為に11月の大磯クリテリウムにエントリーした。
レースまでに痩せるのだ!
その後は、ひたすら皇居夜練で走り込む。やがて80kgを切って、久々に70kg台に入る。
結局、レース1週間前までに、76~7kgまで痩せることができた。
そんなレースを控えた11月のある日、
しんぱちさんから、
今日、21時から皇居で夜練やるから来る?
というDMが入る。
職場がつくばに移って以来、定時で帰っても帰宅は20時過ぎだ。
いつもなら間に合わない時間だが、その時は仕事が東京上がりで早く帰宅出来たので、
おお、行く行く!
と二つ返事で、準備して皇居に向かう。
その日集まったのは、
写真左から、ままさん、ぱちさん、けいたさん、かつパパさんの4人。
グループで皇居練をするのは久々だ。
グループ練習は、ある時は負けじと引っ張り、ある時は引っ張られ、ひとりで走るより頑張れるから良い練習になる。
早速、トレインを組んで走り出す。
最初の一周は軽く流す。
2周目から、ペースアップしつつ、ローテーションで回していく。
普段、レース的なものとは縁遠そうなけいたさんやしんぱちさんも飛ばしまくりだ。
けいたさんは、脚の骨折が治ってリハビリ中と言うが、もう完全復活な感じ。
良かった。良かった。
ぱちさんも2019年はブルベでSR(200、300、400、600kmのブルベを完走した人に与えられるスーパーランドナーの称号)をとったらしいから、堂々たる走りだ。
グループで走ると俄然一人の時よりペースが上がる。
皇居周回は、道が広く、信号間隔も広いので、走りやすい。
左回りなら、十字路はほぼ無いので、信号無視して行かない限り、車の飛び出しは無い。
ただし、右車線からのタクシー攻撃や横断歩道の無い所で道を渡ろうとする歩行者の飛び出しはたまにあるから、要注意だ。
当たり前だが、下を向かずちゃんと前を向いて走ろう。
まあ、本当に皇居周りを思い切り走りたい人は、人も車も少ない早朝に走りに来ている人が多いらしい。
皇居はスピード練習向けだと思う。
ただ、だからと言って、時々信号無視するロードバイク乗りがいるのは残念。
信号で止まっても、発進加速でインターバル練習すればいいのにと思う。
私の場合、このコースはこんな感じで走ってる。
半蔵門から桜田門は約1kmくらいの緩い下り。
エアロポジションで脚は止めずにリズム良く回していく。
桜田門から、気象庁下までは、約2.5kmほど、長い直線が緩いコーナーで繋がったレイアウト。
皇居練のメインディッシュだ。
同じくエアロポジションで踏み倒す!
信号で捕まらなければラッキー。
途中で緩めず最後まで踏み倒すのがポイント。ここを流したら単なるポタリングになってしまう。
大体気象庁下あたりで信号に捕まるので、そこから竹橋までは、ややペースを緩めるが、続く竹橋から北の丸公園ICまでの約500m、数%の上りは全力で上がる。
北の丸公園ICから千鳥ケ淵までは、微妙なアップダウンがある。ヒルクライムで疲れた脚でどれだけ頑張るかで、練習強度が変わる。
千鳥ケ淵から半蔵門までは、ほぼ平坦の再び長い直線。ラストスパートで脚を回そう。
そして、半蔵門からの下りでリズムよく回しながら脚を回復させる。
以下、繰り返し。1周約5kmのコースだ。通常3周ほど走っている。
この日もラスト3周目に入ると、メンバーが思い思いに前に出る。
私が先頭で桜田門から大手門への直線に入ると、ままさんが後ろからスプリント!
ままさんは、私から見るとローラートレーニングオタクとも思える努力の人。パワーウェイトレシオ4.5倍のスプリントは圧巻。
すぐその後をかつパパさんが追う。
かつパパさんはトラックレーサで普段は競輪と同じ固定ギア乗りがメイン。
体重を感じさせない加速でままさんについて行く。
二人とも凄い加速だ。
後ろから来る気配がしたので抜かれる前から加速を始めるが、抜かれた時には既に速度差が付いており、後ろに付こうと全力で加速するが出遅れる。
ロードバイクは、出だしの遅れを取り戻すのは大変だ。
これはレースでも使えるなと思った。
一般的には後が有利だけど、ラストスプリントなどのシーンで最初に一気に速度差を付けると、後ろはそう簡単には追い付けない。
結局、300m程全力で追いかけてもう少しという所で、前走者が現れてままさんが、ペースダウンして終了。
しかし、普段出来ないスプリント練習ができて満足でした。
この日は北の丸公園ICの道が工事で閉鎖されていたので、九段下から千鳥ケ淵に大回りして半蔵門に帰った。
ふと気づくと、後ろにいるはずのしんぱちさんが来ない。
DMで状況を聞くと、途中でリタイヤして桜田門に引き返したとの事。
その後、しんぱちさんも、ヘロヘロになりながら半蔵門に戻って来て合流。
最後にみんなで記念写真を撮りました。
ぱちさんは、酸欠から回復せず…。
今日はみんなありがとうございます!
11月の大磯クリテリウム第3戦前にいい練習が出来ました!
また機会があればやりましょう。
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